彼女とともに参加した、六本木の『ル・ブルギニヨン』で開催された”ボンジュール・フランス/ディネ・グルマンの会”の続き。
二皿目の前菜は、エスカルゴのウッフ・アン・ムーレット。
ウッフ・アン・ムーレットはブルゴーニュの家庭料理で、ポーチドエッグの赤ワイン煮。
こんな家庭料理を一流店で出すとは珍しい。
菊地シェフによると、シェフもこの料理をお店で出したことが無かったが、パリで有名シェフが作る美味しいウッフ・アン・ムーレットを食べ、考えが変わったのだそうだ。
菊地シェフがソースパンを持って現れ、エスカルゴを盛りつけてくれる。
シェフによると、これは考えられたパフォーマンスではなく、エスカルゴを盛り付ける前にを間違って皿を配ってしまったのだそうだ。
でも、シェフにテーブルでエスカルゴを盛り付けてもらう方が客としては嬉しい。
エスカルゴは大好きな食材で、昨年秋に旅したブルゴーニュでも食べたことを思い出す。
ブルゴーニュ訪問記はこちら。
⇒栄光の三日間=Les Trois Glorieuses 食べ歩き、ボーヌ、フランス
卵をパッカーンと割り、黄身を掬いながら食べると美味い。
飲んでいるワインは、ドメーヌ・バシュレ・モノが造る、ブルゴーニュ・ブラン、2016年。
ピュリニー・モンラッシェの樹齢の古いシャルドネで造られた贅沢なブルゴーニュ・ブランだ。
甘鯛のポワレ、フランス産ムール貝のスープ仕立て。
甘鯛のパリっと焼かれた皮が美味い。
スープの中には、モンサンミッシェル産のムール貝がたっぷり入っている。
ゲストのフランス菓子・料理研究家、大森由紀子さんのトーク。
毎年20人ほどを引率してフランス各地を回られているそうだ。
今年はブルターニュ地方を回られたとのことで、ゲランドでの塩造りに関するお話しが面白い。
大森由紀子さんのブログはこちら。
バンジャマン・ルルーが造る、ブルゴーニュ・ルージュ、2016年。
バンジャマン・ルルーはボーヌに本拠地を置くネゴシアン。
購入ぶどうを用い、優れたワインを生み出す若き醸造家である。
2007年がファースト・ヴィンテージだが既に評価は高く、グラン・クリュを含む多くのアペラシオンのワインをリリースしている。
自然なぶどうの果実味、強いが滑らかなタンニン、そして全体を綺麗な酸が引き締めている。
これは確かに上質のピノ・ノワールだ。
ぶどうは、サントネイが50%、ポマールが35%、サヴィニー・レ・ボーヌが15%で、ぶどう栽培はリュット・レゾネとビオロジック。
樹齢は約60年と古い。
肉用のナイフはラギオール。
ブルターニュ産鴨胸肉のロースト、タプナードソース。
素晴らしいピンク。
低温調理された鴨がジューシーで美味い。
チョコレートとマスカルポーネのムース、キャラメルアイス添え。
キャラメルアイスが無いと思ったら、添えられているのではなく、ムースの中に入っている。
「久し振りのル・ブルギニヨンは楽しいわね」と彼女。
「今夜の客は皆さんフランス通なので話しも面白く楽しいよ」と私。
「またフランスに行きたくなっちゃった」
「君とならいつでも喜んで」
ミニャルディーズは、ヴァニラムースとブルーベリー。
そしてフィナンシェと生チョコレート。
ヴァニラムースの上にはたっぷりのブルーベリーソース。
最後にくじ引きでテタンジェ・シャンパーニュのプレゼント。
今回は確率1/10、いや二人なので2/10だったが、今回もハズレ。
テタンジェ・アンバサダーのクリストファー氏から賞品授与。
菊地美升シェフからご挨拶。
そして在日フランス商工会議所のカミーユさんから〆のご挨拶。
菊地シェフ、ぐるなびの森田理事、テタンジェのクリストファーさん、そしてカミーユさんと挨拶を交わし、店をあとにする。
この会には何時も出ているので、皆さん顔馴染みになっている。
帰りは六本木通りに出ずに、グランド・ハイアットの前を右折し、六本木けやき坂通りに入る。
この通りには名店が立ち並ぶ。
こちらはティファニー。
サルヴァトーレ・フェラガモ、お隣はロロ・ピアーナ。
ヒルサイドに入り、向かったのは成城石井。
何時ものとおり、彼女の朝食用のサラダを幾つか購入し、帰途に就く。
彼女と六本木で過ごす、”ボンジュール・フランス/ディネ・グルマン”の楽しい夜でした。





























