九月のこと、広尾で彼女と待ち合わせ。
向かった先は、今年の4月7日にオープンした『トラットリア・ミケランジェロ』。
ここはフレンチ・レストラン、『ル・キャーヴ・ド・ひらまつ』があった場所で、随分長く閉じていた。
そして今年、新たにイタリアンの『トラットリア・ミケランジェロ』としてオープンしたのだ。
早く来たいと思いながら、もう五ヶ月が経ってしまった。
お店はこの地下。
一階の『カフェ・デ・プレ』の中にある階段からも行けるが、今夜は外階段から入店することにする。
ドアを入ると左右にダイニングルームがある。
こちらが左手の部屋。
そして私たちのテーブルは右手の部屋。
壁にはイタリア各地の都市のポスターが張られている。
最初はスプマンテをグラスで。
シチリアのコルパッソが造る、グリッロ、スプマンテ、ブリュット。
エチケットのデザインは、シチリアに残るアラビック模様のタイルの図柄。
COLPASSOというワイナリー名は、Collona=丘とPasso=一歩を組み合わせた言葉で、”丘の上への一歩”という意味。
丘の頂上を目指し一歩一歩進化するという想いが込められている。
素晴らしい泡立ち。
グレープフルーツや青りんごの爽やかな香り。
豊かな果実味と適度の酸味のバランスが良い。
ぶどうはシチリアの地ぶどう、グリッロ100%。
アンティパストが届く。
これはそれぞれ二人分。
今夜はウンブリア州をテーマにしたコースをお願いいしている。
ブルスケッタ盛り合わせ。
トリュフがたっぷり乗っている。
左が豚肉のリエット。
右がウンブリアのチーズ。
マスの自家製スモーク、スペルト小麦と野菜のサラダ。
取り分けるのは私の役目。
マスのスモークの柔らかな食感と、スペルト小麦のプチプチの食感の組み合わせがとても楽しい。
白はスプマンテと同じ作り手のワインをボトルで。
コルパッソ、グリッロ・テッレ・シチリアーネ。
この白もスプマンテと同じく、シチリアの地ぶどう、グリッロ100%で造られている。
フレッシュな果実味、活き活きとした酸、綺麗なミネラル、バランスの良い美味い白だ。
三皿目のアンティパスト。
サラダ、ミスティカンツァ。
ミスティカンツァとは、野草の盛り合わせのこと。
二人の小皿に取り分ける。
確かに野菜は野草と言った雰囲気。
ドレッシングは、アンチョビとウンブリア産オリーブオイル。
肉は、コッパとプロシュット。
ホールスタッフが大きなフレッシュ・ポルチーニを見せに来てくれた。
今からこのポルチーニを使ってリゾットを作りますとのこと。
広尾のイタリアン、『トラットリア・ミケランジェロ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。


















