開店後4ヶ月の新しいフレンチへ、ミレ、東日本橋 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

東日本橋に出来た新しいフレンチ、『Mille(ミレ)』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

IMG_20190820_213443.jpg

白ワインを飲み干すと、赤ワインを選択。

ここにはワインリストは無いので、オーナーシェフの千葉さんに好みを伝えて選んでもらう。

この三本は選ばなかったワイン達。

 

IMG_20190820_213537.jpg

選んだのは、このワイン。

ロワールのドメーヌ・ド・モントリューが造る、レ・ヴェール・デ・ポエット、2014年。

このワインもビオワイン。

 

IMG_20190820_213604.jpg

驚いたのは、このワインのブドウ品種、ピノ・ドニス。

ロワール固有の黒ぶどうで、別名はシュナン・ノワール。

ドメーヌ・ド・モントリューの畑のぶどうの樹齢は70~100年で、フィロキセラ禍に遭っていないいない樹なのだそうだ。

 

IMG_20190820_213659.jpg

軽い微発砲。

最初は還元臭が強かったが、グラスに注いで少し置くとワインの香りが顔を出す。

 

IMG_20190820_213718.jpg

チェリーやベリー系の香り。

熟成したピノ・ノワールを感じさせるワインだ。

オーナーのエミール・エレディア氏はドメーヌ・ド・モントリューを既に売却し、今はラングドックにドメーヌ・ディモンシュを設立している。

 

IMG_20190820_213742.jpg

釣りカツオとパプリカのポルトガル風。

これで一人前、とてもヴォリュームがある。

 

IMG_20190820_213817.jpg

煮込んだパプリカと玉ねぎがポルトガル風なのだそうだ。

新鮮な生の鰹と野菜が良く合って美味い。

でも、オランデーズソースとの相性はイマイチ。

 

IMG_20190820_213845.jpg

活〆真穴子とコリンキーのエスカベッシュ。

調理しているところを見ると、穴子がとても大きくて立派。

 

IMG_20190820_213903.jpg

穴子の身はホクホクで旨味が詰まり、甘酸っぱいソースとの相性が良い。

ヴォリュームが半端ないので、これだけでお腹がいっぱいになってしまう。

 

IMG_20190820_213924.jpg

肉料理用のナイフが出される。

ポルトガルを代表するナイフメーカー、イセルの肉用ナイフ。

これはST05シリーズの、メープル。
ハンドルは木製で、メープル、オリーブウッド、ローズウッドの三種類がある。

 

IMG_20190820_213953.jpg

メインに選んだのは、フランス産、ビュルゴー家の鴨のロースト。

ビュルゴー家のシャラン鴨は最高級の鴨。

カナール・エトゥフェ(窒息鴨)と呼ばれ、この窒息法はフランスで唯一ビュルゴーにのみ認可されている伝統的屠殺法。

体内に血液を残したまま処理できるので、肉が赤く柔らかく仕上がるのだそうだ。

 

IMG_20190820_214024.jpg

素晴らしい焼き色。

ビュルゴー家のシャラン産鴨は本当に美味い。

でも、ジュ・ソースはもう少し酸味がある方がより美味い。

 

IMG_20190820_214051.jpg

レ・ヴェール・デ・ポエットの最後の一杯には、澱が残ったが、これは濾過をしていないことによるもの。

お腹がいっぱいなので、今夜はデセールは省略。

オーナーシェフの千葉さんに今夜の礼を述べ、店をあとにする。

 

IMG_20190820_214129.jpg

馬喰町駅に向かって歩いていると、デイリーヤマザキを見付け、「ねえ、ソフトクリームを食べましょうよ」と彼女。

本物のソフトクリームは無いので、ソフトクリーム型のアイスクリームを購入。

彼女と過ごす東日本橋の夜は楽しく更けていきました。