美味い日本酒と鰹を求めて高知への旅、日曜市とひろめ市場 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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しづちゃんとの高知二人旅の続き。

一夜明けた日曜日。

昨夜は午前一時過ぎに就寝したが、朝6時前には起きてしまった。

待ち合わせ時間になったので、「高知ロイヤルホテル」の別館に泊まっている私は、本館にしづちゃんを迎えに行く。
 
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二人で向かったのは、日曜市。

雨模様なので出店数は少な目だが、三連休の中日なので人出は多い。

しづちゃんが朝早くここでもニンニクを買ったというので、私も”土佐のジャンボニンニク”を購入。

 

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鉄ちゃんのしづちゃんは今朝は早起きし、はりまや橋交差点にダイヤモンドクロッシング(トリプルクロス)を観にいったのだそうだ。

ダイヤモンドクロッシングについて鉄ちゃんでない私は語ることが出来ないので、鉄ちゃんのかずみさんのこちらの記事で。

電車・・・完結編

 

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ひとわたり日曜市を見学すると、アーケード街に入り、次の目的地に向かう。

 

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ひろめ市場。

ここでブランチを楽しむことにしている。

 

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入り口に招き猫が居たので、記念撮影。

思惑通り、この猫ちゃんの横に居ると私でも痩せて見える。

 

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場内には多くのお店が並び、高知の名産品を販売している。

好きな鯖寿司に思わず目が行ってしまう。

 

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飲み屋もいっぱいあり、食べたい料理のお店を選んで中で食べても良し、ホールや通路に置かれたテーブルで食べても良し。

他の店で買った食べ物を持ち込んでも良いお店もあるのがまた楽しい。

 

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アルコール飲料の品揃えも充実。

土佐の日本酒の二合瓶や四合瓶も目を惹く。


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場内には60店舗以上もあるそうで、案内図で概要を頭に入れておかないと迷ってしまいそう。

 

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そもそもひろめ市場とは何なのか。

それは、こちらを拡大してご覧ください。

 

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場内には多くのテーブルが置かれているが、朝10時半にしてこの賑わい。

しづちゃんと場内を二周くらい回ってやっと半分空いているテーブルを見つけ、相席をお願いする。

 

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近くのお店で生ビールを買ってきて、乾杯。

 

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ブランチなので、食べ物もしっかりといただく。

まずは焼き鯖ずし。

 

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鯖の身が厚く、ご飯もしっかり入っているのでお腹に応えて美味い。

お隣のおじさんは常連で、お休みの日は家族でひろめ市場で食事をしているのだそうだ。

お勧めを聞くと、鰹のたたきの『明神丸』と、餃子の『安兵衛』。

『安兵衛』は昨夜かずみさんに連れて行ってもらったばかりだが、やはり人気店だったのだ。

お店を覗いてみたが、長い行列が出来ていて、50分待ちだった。

 

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『明神丸』の前にも長い行列が二度折り返していたが、お隣のおじさんによると、「どんどん先に進むので待ち時間は長くない」ということで、列に並ぶことにする。

 

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店の右端で注文を済ませると、店沿いに左手に進む。

左端で商品を受け取り、会計を済ませる仕組みである。

目の前には鰹の炙り場があり、ガラス越しに熱気が伝わり猛烈に熱い。

 

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とにかく客の数が多いので、炙り場の後ろでは、何人もの人が生の鰹を串に刺し、炙られた鰹を切って皿に盛りつけている。

 

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ガラス越しに前を歩くだけでこんなに暑いのに、中で焼いている人は大変だ。

藁は火が付くと瞬時に800℃まで高温になり、すぐに消えてしまう。

そこで皮は香ばしく焼け、身は生の状態を保った美味しいたたきができるのだ。

 

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焼きあがったばかりのたたきを持ち、しづちゃんが待つテーブルに急ぐ。

料理をテーブルに置くと、直ぐに日本酒を買いに走る。

 

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選んだ酒は、西岡酒造の久礼 純米 生酒

松山三井を60%まで磨いて醸された切れの良い辛口で、アルコール度数は18度。

 

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タレでいただく鰹たたき。

ここも切り身が厚い。

 

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もう一皿は塩で。

 

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そして貴重部位のハランボ。

鰹のハラミだ。

 

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まだ食べ足りない私は、鯖のバッテラも購入。

しづちゃんがお腹いっぱいだというので、私がほとんど食べてしまう。

しづちゃんの食欲が無いことを心配したが、実は日曜市で買ったおはぎを三つも食べていたことがあとで判明。

よさこい~よさこい♪

 

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お腹がいっぱいになると、ほろ酔い加減で場内を散策。

 

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ワインを飲めるお店も、三店舗ほどできている。

ここの土佐あかうしも美味しそうだ、と思ったら、かずみさんご推奨のお店だった。

土佐あかうし

 

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場内散策の目的は、豊能梅の高木社長。

昨日訪問時に、今日はひろめ市場で販売に立つと伺っていたのだ。

色々お話しをし、記念撮影。

今回の旅を通じ、そして高木社長の丁寧なご説明により、高知の酒の美味しさの秘密が少しわかった気がする。

高知県農業技術センター、高知県工業技術センター、そして米農家と酒造蔵の協力による、高知に適した酒造好適米と酵母の開発と、それらを用いたより良い酒造りへのたゆまぬ挑戦。

そしてなによりその酒を愛する高知県民の存在、それらが一体となって高知の酒文化を作り上げていることがわかりました。

 

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ひろめ市場を出ると、再び日曜市に戻って街歩き。

土佐の刃物は有名。
出刃や柳葉を買いたいとも思ったが、そうすると荷物を機内持ち込みできなくなるので断念。

 

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さらに歩を進め、次の目的地に向かう。

楽しい高知の旅は続きます。