かずみさん、HISAKOさん、しづちゃんと私で過ごす楽しい高知の夜の続き。
『かもん亭』を出ると、かずみさんが「次のお店はここです」と目の前のお店を指し示す。
ここもかずみさんの記事で見て来たかったお店だが、もうお腹はいっぱい。
昭和45年創業の屋台、『安兵衛』は高知名物となり、屋台のほかに、この『いまどき安兵衛』、ひろめ市場の中の『ひろめで安兵衛』、南国市の『三代目安兵衛 高知南国店』がある。
そして驚いたことに、東京にも恵比寿に『えびすの安兵衛』があるのだ。
本来は屋台に行くべきだが、今夜は雨なので、屋根のあるこちらのお店を選択されたとのこと。
夜遅いが満席で、しばらく待った後、「二人ずつ分かれても良ければ入れます」とのことで、入店。
かずみさんとHISAKOさんは、店の反対側の壁際の席。
そしてしづちゃんと私は店のこちら側の壁際の席。
料理の注文を済ませると、サワーで乾杯。
威勢の良いお兄さんの背中にも、「屋台と餃子とビールは高知の文化です」。
餃子が届いた。
思っていたものとはイメージが異なり、小さくて羽根も無い。
食べてみると、中に具がぎっしりと詰まり、とても美味い。
お腹がいっぱいなので、餃子と同じく拉麺も一杯のみ注文。
何だかとても懐かしい醤油ラーメン。
これもしづちゃんと半分こ。
『安兵衛』を出ると、HISAKOさんとはここでお別れ。
かずみさんがホテルにお送りしますと先導してくれるが、ホテルと違う方向にどんどん歩を進める。
アーケード街の中では、鯨が泳いでいる。
雨の中でも、屋台はしっかり営業中。
ぐるっと街を巡って行きついたのは、かずみさんの記事に度々登場するイタリアン、『バッフォーネ』。
深夜にもかかわらず、お店は満席。
店の奥にはオーナーシェフ、そして手前は息子さん。
ここには、2013年に吉田類さんが訪れている。
ここの名物はジェノバ風リングイネ。
かずみさんは私たちにこれを食べてもらいたかったのだが、ラストオーダー、23時30分を過ぎていて、断念。
そこでナイトキャップ代わりに、赤ワインで乾杯。
誰がどれを注文したかは覚えていないが、二種類の赤ワインを選んだ。
シチリアのドゥーカ・ディ・サルバータが造る、パッソ・デッレ・ムーレ、セパージュはネロ・ダーヴォラ100%。
トスカーナのアヴィニョネージが造る、カンタローロ・ロッソ・アヴィニョネージ、セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー40%、サンジョヴェーゼ10%。
話しはとても弾んだが、今となっては何をお話ししたのか記憶に無い。
次回はここのジェノヴェーゼを是非食べたいと思う。
友人たちと過ごす楽しい高知の夜は、素敵に更けていきました。