封切から一か月半が経とうという七月中旬のある日の夕方、遅ればせながら「アラジン」を観に行くことにした。
メトロハットのエスカレーターを上り、六本木ヒルズの66プラザに向かう。
この日は珍しく青空。
空に映える森タワーを見るのは本当に久し振りな気がする。
66プラザにはドラエモン。
毎年ドラえもんの季節を楽しみにしている。
ゆっくりしている暇はない。
TOHOシネマズ六本木に私が先に行き、準備をしなければならないのだ。
ネットで購入しておいたチケットを発券してもらい、時間を見計らってビールを購入。
丁度ビールを受け取る時に、茶目子さんが到着。
スクリーンに入ると、マスターズドリームで乾杯。
今夜のディナーは映画の後なので、ポップコーンを食べながら予告編を観る。
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の宣伝もまだやっている。
今回観た映画は、「アラジン」。
封切から1ヶ月半も経っているが、まだ上映していてよかった。
結論から言えば、文句なく楽しい出来の良い映画だった。
英語の勉強にもなるので、このCDは買いたいと思う。
ジャスミンのナオミ・スコットはとても美しく、気品もあって当たり役。
アラジンのメナ・マスードは好感を持てる演技だったが、顔はかなり濃い。
ウィル・スミスはジーニーにはスマートすぎるのではと思ったが、評判通りのはまり役。
歌も踊りも素晴らしかったが、踊りはどう見てもアラブというよりボリウッド。
マーワン・ケンザリが扮するジャファーは誰かに似ていると思ったら、イニエスタ。
もう少し悪役顔の役者の方が良かったのではと思ってしまった。
映画が終わり、外に出ると既に真っ暗。
テレ朝の屋上には、今年もドラえもん。
茶目子さんと二人で向かったのは、昔よく通っていたこちら。
「ラ・ラ・ランドの世界みたい」と茶目子さん。
予約しておいたのは『ハードロックカフェ』ではなく、お隣の『トニー・ローマ』。
テーブルに着くと、スパークリングワインを抜栓。
茶目子さんと乾杯。
選んだボトルは、オーストラリアのアコレード・ワインズが造る、テサベラ・スパークリング、シャルドネ/ピノ・ノワール。
六本木の『トニー・ローマ』で茶目子さんと過ごす楽しい夜は続きます。