美味い日本酒と鰹を求めて高知への旅、酔鯨酒造・土佐蔵 & 道の駅なかとさ 海王 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

かずみさん、HISAKOさん、しづちゃんと私で楽しむ高知の酒蔵巡りの続き。

ここは酔鯨酒造の土佐蔵。

 

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試飲で出された酒は、二種類。

最初の酒は、酔鯨 純米吟醸 高育54号 生酒。

エチケットには酔鯨のロゴの鯨の尾びれの絵が微かに描かれているだけ。

この酒は、土佐蔵の限定酒なのだそうだ。

 

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高育54号=吟の夢を50%まで磨きこんで醸された酒で、アルコール度数は18度。

甘み、酸味のバランスが良い酒だが、麹の香りが強く残り、個人的には好みでない。

 

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続く酒は、酔鯨 純米大吟醸 兵庫山田錦。

これは米の旨味が凝縮された素晴らしい酒だ。

 

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兵庫県産の山田錦を50%まで磨き上げて醸された酒だ。

 

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売店では七種類の四合瓶が販売されている。

どれも高価な酒ばかりで、一番左の酒、純米大吟醸 DAITO 2018は21,600円もする。

 

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酒の代わりに買ったのは、酒粕ソフトクリーム。

この写真を、今回参加できなかったvinさんとmayuさんに送る私は、ひょっとして性格悪いかも。

 

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ここでかずみさんが酔鯨の方の了解をいただき、ワインを出してくれた。

高知県南国市の井上ワイナリーの、TOSA 稲生(INABU)、2017年。

 

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南国市稲生と山梨県で収穫されたぶどうを山梨県笛吹市のスズラン酒造工業で醸造したワイン。

ぶどうは富士の夢。

志村葡萄研究所が交配育種した品種で、行者の水とメルローから作られている。

アントシアニン・ポリフェノールが豊かで、日本の気候風土に適した品種なのだそうだ。

行者の水は山ぶどうの類似種、サンカクヅルのこと。

富士の夢を飲むのは初めてだが、タンニンがとても強く、もう少し熟成させると一層バランスが良くなると思われる。

かずみさん、貴重な土佐ワインに感謝です。

 

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HISAKOさんがミモレットを出してくれた。

富士の夢にミモレット、これがなかなか良く合って美味い。

 

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ここでは日本酒だけでなく、色々なグッズも売られている。

リーデル製の酔鯨グラス。

結構なお値段だ。

 

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クリストフルの酔鯨カップ。

銀メッキの輝きが美しいが、16,200円では手が出ない。

 

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鯨柄のアロハシャツもある。

 

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ちりめんドレスデザイナーのKiwa Nishiuchiさんのデザイン。

アロハシャツ以外にも、女性用のドレス(27,000円)もあり、ここ土佐蔵以外ではkiwa銀座で買うことが出来る。

 

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手造りの蔵、高木酒造と、大手の最新鋭醸造所、酔鯨・土佐蔵という対照的な二つの蔵の見学はとても勉強になった。

時間は二時近く、お腹が空いたので急いで食事に行くことにする。

 

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かずみさんが連れて行ってくれたのは、中土佐町にある「道の駅 なかさと」。

一昨年の7月にできたばかりの道の駅なのだそうだ。

 

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薪が売られていた。

横に置かれた袋に詰め放題で、495円。

 

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選んだお店は、『浜焼き 海王』。

 

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店に入ると、「浜焼きをしますか」と聞かれ、「しない」と答えると、コンロの無いテーブルに案内される。

生け簀があり、浜焼きをする時はこの中から貝を選ぶのだろうか。

 

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かずみさんのランチは、漁師めしセット。

鰹のヅケ丼で、出汁茶漬けにして食べることが出来る。

HISAKOさんのランチは、シラス丼とミニ素麺セット。

 

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私のは、鰹刺身丼。

大きくて厚い鰹の刺身がたっぷり乗っていて嬉しくなる。
上にある白い物は、とろろ。

 

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しづちゃんのは、鰹ヅケ丼。

ヅケには、とろろと生卵。

しづちゃんはとろろが苦手なので、このとろろは撮影後私の鰹刺身の上に移動。

 

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お腹がいっぱいになり、野菜の販売コーナーを一巡り。

新鮮な野菜が驚くほど安く、どれもこれも買いたくなる。

でも、キャリーバッグは日本酒用に空けておかなければと我慢する。

と思ったら、しづちゃんはニンニクをお買い上げ。

一行、車に戻り、次に訪問する蔵に向かいます。