友人達との”日本ワインに溺れる会”での楽しい夜の続き。
メンバーは、素晴らしいワインを提供して下さった、vinさん、しづちゃん、ノムさん、宮城から参加されたかんまさん、仙台五郎さん、新潟から参加された吾亦紅さん、東京からはmayuさん、MさんとTさんのカップル、そして私の10人。
素晴らしい日本ワインを6本飲んだあとは、ちょっと中休みのスパークリング。
レ・ヴィニュロン・ド・オート・ブルゴーニュ、クレマン・ド・ブルゴーニュ、キュヴェ・ノワール&ブラン、ブリュット。
シャンパーニュに隣接する地区で協同組合が造る、高品質のクレマン。
ぶどう栽培はリュット・レゾネ。
仔羊のポルペッティ。
羊の香りが食欲を誘う。
ムール貝のワイン蒸しガーリックソース。
大きなバケットが二個届いた。
これが美味いのだ。
一つのバゲットは私が五人に取り分け。
最後にスープも。
するとvinさんからレッドカードを出されてしまった。
このスープでリゾットを作ってもらう予定だったのだそうだ。
仕方がないので、vinさん側の一つのバゲットのスープだけでリゾットを作ってもらうことに。
続いては、マスカット・ベーリーAの飲み較べ。
ライ麦パンにのったシェーブル。
このパンはシェフのお手製。
赤ワインに良く合って美味い。
カワムラ・ヴィンヤーズの、マスカット・ベーリーA塩尻郷原、2015年。
製造場が塩尻市洗馬のヴォータノ・ワインとなっている。
河村農園がヴォータノ・ワインに醸造を委託しているのだ。
城戸ワイナリーの、オータム・カラーズ、ルージュ、2018年。
ぶどうは、マスカット・ベーリーAとメルロー。
河村さんの畑のぶどうを用いて造られているのだそうだ。
菊鹿で有名な熊本ワインが造る、マスカット・ベーリーA、樽熟成、2015年。
約一年間、フレンチオークの樽で熟成させているのだそうだ。
同じマスカット・ベーリーAを使いながら、熊本と長野の地域違い、城戸ワイナリーとヴォータノ・ワインの造り手違いのワインの飲み較べはとても楽しい。
素晴らしい肉料理が届く。
牛イチボとバルバリー鴨のロースト。
素晴らしい焼き色。
特にバルバリー鴨は脂身が少ないので、レアで食べると美味い。
続いては、強い赤の飲み較べ。
ボー・ペイサージュ、クラハラ、ル・ボア、2015年。
ぶどうは、カベルネ・フラン。
昨年、mayuさんのグレイス・ワインのカベルネ・フラン、2014年をご相伴させていただいたことがあるが、あのワインも美味しかった。
そしてこのクワハラ、ル・ボア、素晴らしい仕上がりで、ゆっくり時間を掛けて変化を楽しみたいワインだ。
小布施ワイナリー、ドメーヌ・ソガ、サンシミ、メルロー・タナ、2016年。
小布施のドメーヌ物の登場。
何故かこの肝心の一本のみ裏のエチケットを撮影忘れ。
タナと言えばアラン・ブリュモンだが、彼もタナとメルローのアッサンブラージュを行っていて、この二品種は相性が良いようだ。
強いボディだが、飲み飽きしない洗練された仕上がりだ。
山わさびのスパゲッティ。
これは美味い。
ムール貝スープのリゾット。
スープは半分になってしまったが、10人分のリゾットが出来て良かった。
いよいよ14本目、本日最後のワイン。
山梨の中央葡萄酒が造る、グレイス・ワイン、キュヴェ三澤、プライベート・リザーヴ、赤、2009年。
プライベート・リザーヴは、良いキュヴェ三澤が出来上がった年にのみ、僅か一樽分だけ生産される貴重なワイン。
ぶどうはカベルネ・ソーヴィニヨン。
裏のエチケットには「どうぞ美味しく召し上がって頂けますように」と三澤彩奈さんの直筆のメモが入っている。
楽しい会話は終わらない。
まだ多くのボトルに少しずつワインが残っているので、自分が気に入ったワインを味わいながら話に花が咲く。
とうとう14本を飲み干してしまった。
vinさん、しづちゃん、ノムさん、素晴らしいワインをありがとうございました。
ご一緒させていただいた、かんまさん、仙台五郎さん、吾亦紅さん、mayuさん、Mさん、Tさん、素敵な時間を共有させていただき、ありがとうございました。
またお会いできますことを楽しみにしています。
オーナーシェフの渡辺直樹さんとツーショット。
今夜も素晴らしい料理をありがとうございました。
それから、ムール貝のスープが少なくなり、済みませんでした(;^_^A。
最後に、『ビゴーテ』の名刺を貼り付けておきますので、ご興味のある方は是非。