銀座の何時ものフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
赤ワインは、南ローヌを代表する造り手、ファミーユ・ペランのクードレ・ド・ボーカステル、2015年。
このワインは、ローヌの偉大なワイン、シャトー・ドゥ・ボーカステルの敷地内で、一番東側の道を隔てた30haの畑のぶどうで造られている。
シャトー・ドゥ・ボーカステルのセカンドというより、弟分のワインなのだ。
色合いは濃いガーネット。
カシス、プラム、スミレ、シガー、そしてスパイスのニュアンス。
力強いタンニンを持ちながら、洗練されたボディ。
セパージュは、ムール・ヴェードル30%、グルナッシュ30%、シラー20%、サンソー20%。
焼き立ての新しいバゲットが届く。
写真を撮る前に、彼女が少しちぎり取ってしまった。
フランス産アマニ豚肩ロースのロースト、赤ワインソース、アンディーヴの軽いクリーム煮とセルバチコのサラダ。
アマニ豚はアマニ油の搾りかすを飼料にした豚。
アンディーヴは一度軽く焼いたうえでクリーム煮されている。
素晴らしい焼き色。
赤ワインソースが絡んでとても美味。
赤ワインソースには、赤スグリのジャムと黒コショウが加えられている。
最近お気に入りの、赤白並行飲み。
赤は二杯目で、白は四杯目。
飲んでいる白ワインは、ロワールのアルフォンス・メロがコトー・シャリトワで造る、レ・ペニタン、コート・ド・ラ・シャリテ、2009年。
ディジェスティフは、甘いフォーティファイド。
彼女は苦手なので、一口飲んだだけでグラスを私の前に置く。
クードレ・ド・ボーカステルと同じくファミーユ・ペランが造る、ミュスカ・ボーム・ド・ヴニーズ、2010年。
ヴァン・ド・ナチュレと呼ばれる、酒精強化ワインの一種。
発酵途中の果汁にブランデーを添加して発酵を止め、甘さを残す酒精強化ワインの一種。
熟した桃やパッションフルーツのニュアンス。
彼女は苦手だが、美味しいディジェスティフだ。
デセールは、ラズベリーとヨーグルトのムースデュオ、ミルクと柑橘のソルベ。
ラズベリーとヨーグルトの二層のムースは見て美しく、食べて美味い。
「今夜の星野シェフのお料理も素晴らしかったわね」と彼女。
「ソースの使い方が絶妙だね。星野さんの創造力、発想力には感心させられるよ」と私。
竹内支配人、星野料理長に今夜の礼を述べ、店をあとにする。
マロニエゲートギンザ1を出ると、何時もの通り有楽町のファミマで彼女の朝食用にサラダを購入。
買い物を済ませると、今夜は数寄屋橋方面に散策。
何時もは灯が強すぎてハレーションを起こし、バリーの文字が見えないが、今夜は光量を落としているのか綺麗に撮れている。
エルメスの花火師も何故か今夜は綺麗に写っている。
そうか、よく考えてみたらスマホを新しくしたのだった。
彼女と過ごす銀座の夜は素敵に更けていきました。

















