快晴の先日、海浜公園まで車を飛ばし、ウォーキング。
抜けるような青空に浮かぶ、白い雲。
カナリーヤシも気温が上がり元気そう。
でもこのヤシの樹、鳥が運んできた木の種子が葉の間で発芽し、宿り木のように成長してしまっている。
東京湾には多くのヨット。
何か大会があるのだろうか、それとも同好会のイベントなのだろうか。
初夏の風を受け、帆が気持ちよさそうに張っている。
鴨の飛来池を観に行った。
昨年は渡りをしないオナガガモのつがいがいたが、今年はオナガガモもユリカモメも全て北に渡ってしまい、池には姿が無い。
代わりに、見慣れない鳥が一羽泳いでいる。
近付いてみると、鵜だ。
顔の白い部分が少なく、首が細くて長いので、カワウのようだ。
今夜は好きな造り手のブルピノを抜栓。
フレデリック・マニャンのブルゴーニュ、ピノ・ノワール、2014年。
初めて飲んだフレデリックのワインは、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ。
その美味しさに魅了され、彼のワインが好きになった。
もう随分前のことだが、フレデリックが来日した時に彼女と共にランチをご一緒する機会があり、彼のチャーミングな人柄に惹かれ、益々彼のワインが好きになった。
フレデリック・マニャンのエチケットは横長く、エチケットの端にワイン情報が書かれている。
昨年秋にブルゴーニュのモレ・サンドニを訪問した時に、フレデリック・マニャン(ドメーヌ・ミッシェル・マニャン)のドメーヌを観に行かなかったのが悔やまれる。
写真に撮ると青に見えるが、実際には濃い紫。
ネックシールやキャップシールの紫を見るだけで、フレデリック・マニャンのワインだとわかる。
コルクの状態も上々。
横から撮影すると色が濃く見えるが、実際には透明感のあるルビー色。
フレデリック・マニャンの名前のワインはネゴシアン物だが、ぶどう栽培は剪定から収穫まで、完全にフレデリックのチームの管理下で行われ、栽培にはビオロジックとビオディナミの中間の、フレデリック独自の手法が用いられている。
フランボワーズ、ブラックチェリーの香り、口に含むとブラックベリー、スミレ、バラのニュアンス。
2014年は酸が際立っている。
円やかなタンニンを持ち、飲み飽きない綺麗なボディ。
大好きなフレデリックのブル・ピノを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。