ギンザシックス・エノテカでアペロのあとは、フランスワインと天麩羅の会、新宿 つな八 銀座店 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

ギンザシックスの『エノテカ』でちぃさんとの楽しいアペロの続き。

 

IMG_20190328_120431.jpg

座ったテーブルの横には、シャトー・ムートン・ロートシルト、1997年のボトルとエチケットの展示。

この絵の作者は、ニキ・ド・サンファル女子。

ムートンの1997年は、以前ロンドンに飛ぶANAのファーストクラスで飲んだことがある。

何かの記念で特別に用意されていたボトルで、行き帰りで合わせて二本を飲んだ。

その時のエチケットも収集している。

 

IMG_20190328_120507.jpg

ロゼのスパークリングを飲み干すと、二杯目は、ちぃさんは白ワインを選択。

ムルソーの名手マトロが造る、ブルゴーニュ・アリゴテ、2015年。

一口味見をさせてもらったが、柑橘系のフレッシュな果実味と綺麗な酸のバランスが良い辛口。

ぶどうは、平均樹齢50年のアリゴテを使用。

 

IMG_20190328_120533.jpg

私の二杯目は、バロン・フィリップ・ド・ロートシルト、ムートン・カデ、レゼルヴ、メドック、2015年。

ムートンを見たので、ロートシルトのワインを選んだのだ。

ムートン・カデは1930年にぶどうの出来が悪かった時に、シャトー・ムートン・ロートシルトの生産を止め、このぶどうを使ってカジュアルなワインとして売り出したのがムートン・カデの始まり。

カデとは末っ子という意味。

 

IMG_20190328_120602.jpg

再び乾杯。

ここではワインをしっかり注いでくれるので、空きっ腹に二杯飲むと結構酔いが回ってしまう。

 

IMG_20190328_120755.jpg

時間になったので、急いで本会の場所に向かう。

四丁目交差点を過ぎると、目的のお店はすぐだ。

銀座三越には、「4丁目で愛ましょう」の横断幕。

 

IMG_20190328_120827.jpg

本会の場所は、松屋銀座の中にある、『新宿 つな八 銀座店』。

先日、銀座の『ブラッスリー ポール・ボキューズ』でワイン会を開催した時に、redfoxさんから、ここで開催される”フランスワインと天麩羅の会”のご紹介をいただき、参加することにしたのだ。

 

素敵な友人達とワイン・ディナー会、ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座

 

IMG_20190328_144959.jpg

鮨とワインのマリアージュの会には何度か参加したことがあるが、天麩羅とワインのマリアージュの会は初めて。

教えていただいたredfoxさんに感謝です。

 

IMG_20190328_130321.jpg

お店に到着してみると、案内されたのは驚いたことに個室。

既にChocolatさんとご友人は到着されていた。

お二人にご挨拶し、お店の奥のカウンターに居らっしゃるredfoxさんご夫妻にもご挨拶。

 

IMG_20190328_124158.jpg

スタートは、スパークリング・ワイン。

私達の個室のサーヴを担当してくれるのは、堀部さん。

ソムリエ資格とサケ・ディプロマを持たれている。

 

IMG_20190328_124237.jpg

ラングドック地方、リムーのシュール・ダルクが造る、クレマン、トック・エ・クロシェ、リミテッド・エディション。

シュール・ダルクは1541年設立の名門で、2,300haの畑を有する大手ワイナリー。

セパージュは、シャルドネ70%、シュナンブラン20%、モーザック10%。

著名な醸造コンサルタント、ドゥニ・デュブルデュー教授の協力を得て生まれたキュヴェで、36ヶ月間熟成と言う高品質ワイン。

 

IMG_20190328_124335.jpg

前菜は、岩手県産蒸し牡蠣のマリネ。

ラングドック地方のオリーブの実と新玉葱が使われている。

 

IMG_20190328_124417.jpg

二種類目のワインは、マレノンが造る、リュベロン、クラシック・ブラン、2017年。

マレノンは、コート・デュ・ローヌ、コート・デュ・リュベロンの生産協同組合で、傘下に15,000haの畑を保有している。

ぶどうは、グルナッシュ・ブランとヴェルメンティーノ。

『つな八』のハウスワインなのだそうだ。

 

IMG_20190328_124718.jpg

このワインに合わせた料理は、天麩羅の壱の皿、車海老、鱚、グリーンアスパラガス。

 

IMG_20190328_125020.jpg

鱚を食べるのは久し振り。

鱚に巻き付けられているのは、菜の花。

テーブルに置かれた塩で食べると美味い。

塩はフランス産のフルール・ド・セル。

天日製塩法で塩田で作られる大粒の天日塩だ。

銀座の『新宿 つな八』で友人達と過ごす楽しい夜は続きます。