彼女ともうひとつの何時ものフレンチで、レストランひらまつ レゼルヴ、西麻布 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

彼女と六本木ヒルズで待ち合わせ。

 

IMG_20190321_110124.jpg

車で向かったのは、西麻布の”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』。

陽が長くなり、ディナーに向かう時間でもまだ明るさが残っている。

お店の前の植物も勢いを増しているようだ。

 

IMG_20190321_110201.jpg

エントランスをくぐり、二階のレセプションに続く白大理石の階段を上る。

 

IMG_20190126_075355.jpg

坂元支配人に迎えられ、今夜のテーブルに案内していただく。

 

IMG_20190126_075313.jpg

今夜も、大好きなシャルル・シャプランの絵、「A song silenced」が迎えてくれる。

 

IMG_20190321_111526.jpg

ここには色々なところに美しい陶磁器が置かれている。

ロイヤルコペンハーゲンの陶磁器で、平松シェフのコレクションなのだ。

 

IMG_20190321_110242.jpg

まだ早い時間なので店内に他の客は居ないが、一時間後には満席となってしまった。

奥に見える絵は、ベルナール・ビュフェ、その隣は白く光って見えないが、マリー・ローランサン。

更に右の絵は、再びベルナール・ビュフェ。

 

IMG_20190321_110314.jpg

何時ものテーブルに案内され、着席する。

 

IMG_20190321_110345.jpg

最初のワインは、何時ものスパークリング、ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、プール・ヒラマツ、2016年。

 

IMG_20190321_110439.jpg

最高品質のクレマン・ド・ブルゴーニュは、何時もの変わらぬ美味しさ。

2015年に較べ、2016年は黒ぶどうの比率が高いようで、より重厚な造りとなっている。

 

IMG_20190321_110504.jpg

フランス製のバゲットも変わらぬ美味しさ。

フランスから生地を冷凍で輸入し、ここで焼いている。

 

IMG_20190321_110535.jpg

ホワイトアスパラガス。

白は、ビネグレットのソース。

緑は、バジルのソース。

 

IMG_20190321_110636.jpg

白ワインは、アルザスのトリンバックが造る、リースリング、キュヴェ・パルティキュリエール、プール・ヒラマツ、2015年。

トリンバックは1626年創業で現当主は13代目、フランスの全ての三ツ星レストランにオンリストされている銘醸。

そのトリンバックが『ひらまつ』のために造る、特別なキュヴェである。

 

IMG_20190321_110708.jpg

グレープフルーツやレモンの爽やかな香り。

豊かな果実味と、活き活きとした酸とミネラルのバランスが素晴らしく、余韻も長い。

何度飲んでも美味しいリースリングだ。

 

IMG_20190321_110733.jpg

真鯛のポワレ、ベーコンと白ワインのソース、春キャベツのベーコン巻き添え。

 

IMG_20190321_110801.jpg

そら豆が春の季節感を演出している。

春キャベツの上には、たっぷりの黒トリュフ。

 

IMG_20190321_110828.jpg

今夜のバゲットは一層美味しく感じる。

二個目も熱々で届き、バターをたっぷり付けて食べると美味い。

西麻布の”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。