東京ミッドタウン日比谷で「グリーン ブック」鑑賞のあとはメキシカン、トロ・トーキョー、銀座 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

汐留の『バビーズ』を出て向かったのは、東京ミッドタウン日比谷。

 

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以前は六本木ヒルズで映画を観ることが多かったが、最近はミッドタウン日比谷のアクセスが良いのでここが多くなった。

 

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アトリウムではワイン輸入会社のイヴェントが開かれている。

 

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ピ―ロート・ジャパンの催しだ。

私もここの会員になっていて以前はよく購入していたが、最近はご無沙汰している。

 

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汐留の『バビーズ』でゆっくりランチを楽しんだので、TOHOシネマズ日比谷に着いた時にはPRヴィデオや予告編が既に始まっていた。

 

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「キングダム」は4月19日封切。

 

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おどろおどろしい予告編が始まった。

これはキングギドラ。

 

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「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は5月31日封切。

 

観た映画は、「グリーン ブック」。

今年の第91回アカデミー賞で、作品賞、助演男優賞、脚本賞を受賞した作品だ。

人種差別とそれを乗り越える友情の物語だが、登場人物はアフリカ系、ユダヤ系、スラブ系、そして主人公自身がイタリア系と、まさに人種の坩堝。

 

トニー・リップ・バレロンガ役のビゴ・モーテンセン(右)もドクター・ドナルド・シャーリー役のマハーシャラ・アリ(左)も素晴らしい演技だ。

助演男優賞を受賞したのは、マハーシャラ・アリ。

人種差別問題を扱った映画と言えば、「ミシシッピー・バーニング」、「ドライビング・ミス・デイジー」、「それでも夜は明ける」などを思い出すが、ハート・ウォーミングという意味では「ドライビング・ミス・デイジー」と同じく心穏やかに観ることができる。

 

ビゴ・モーテンセンと言えば、「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン役を思い出すが、「グリーン・ブック」では異なる役どころを見事に演じている。

ドロレス役はリンダ・カーデリニ。

綺麗すぎると思ったが、映画の最後に紹介された実際のドロレスもかなりの美人だった。

何故か映画が終わる頃には涙が頬を伝い、茶目子さんに気付かれないようにそっと拭う。

 

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東京ミッドタウン日比谷を出ると、ディナーに向かう。

映画の感想を話し合いながら茶目子さんをご案内したのは、銀座コリドー街にある『トロ・トーキョー』。

ここは、ニューヨークを中心に世界中でレストランを展開する”モダン・メキシカン”の旗手、リチャード・サンドバル氏が日本に初出店したお店。

 

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まだ時間が早いので店は空いていたが、30分もすると満席となってしまった。

実はこのお店をプロデュースしたのは知人なので、開店時から何度も来ているお店なのだ。

 

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最初は白ワイン。

チリのヴィニェドス・デ・アギーレがマウレ・ヴァレーで造る、カマレロ、シャルドネ、2017年。

カマレロとはスペイン語で給仕の意味。

エチケットに描かれているのは、頭の皿の上にピンチョスを乗せたカッパの給仕。

ということは、チリにもカッパが居るのだろうか。

 

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ここのワイン・グラスは、ステムの無いタイプ。

早速、乾杯。

 

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ワインのお供に二種の前菜。

 

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ワカモレ、トルティーヤチップス添え。

ワカモレは大好き。

 

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セヴィーチェ、アカプルコ・スタイル。

海老がプリプリで美味い。

 

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右はシュリンプ・フリット。

 

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そして左はラテンカナッペ、”ボッコル”。

ズワイガニとアボカドのカナッペである。

 

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自家製コーントルティーヤのタコス。

 

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具は、ポークと菜の花のソース。

これは季節感があって面白い。

ニューヨーク発のモダン・メキシカンのお店、『トロ・トーキョー』での楽しい夜は続きます。