銀座の何時ものフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ』で友人達と過ごす楽しい夜の続き。
クレマン・ド・ブルゴーニュのロゼ、ロワールの白、ローヌの赤を飲んだ後のディジェスティフは、ローヌのデザート・ワイン。
南ローヌを代表する造り手、ファミーユ・ペランが造る、ミュスカ・ボーム・ド・ヴニーズ、2010年。
発酵途中のワインにブランデーを加えて発酵を止め、糖度を残した酒精強化ワインで、ヴァン・ド・ナチュレルと呼ばれる。
またまた四人で今夜五度目の乾杯。
メンバーは、ちぃさん、りりかさん、ピエールロゼさん、そして私。
デセールは、フレッシュ苺のキルシュ風味、軽いヴァシュランとバニラアイスクリームと共に。
ヴァシュランは、焼いたメレンゲで生クリーム、アイスクリーム、フルーツを挟んだお菓子だが、これは焼いたメレンゲに較べてアイスクリームや生クリームやフルーツのヴォリュームが圧倒的に多い。
春を感じる素敵なデセールだ。
星野料理長がテーブルに来てくれたので、今夜の料理も素晴らしかったと感想を伝える。
特にソースの使い方が絶妙だった。
竹内支配人、星野料理長に今夜の礼を述べ、満ち足りた思いで店をあとにする。
すっかり出来上がった四人は、もう一杯飲んで帰りましょうとふらふらと四丁目方面へ。
皆さんをご案内したのは、好きなモダン・メキシカンのお店、『トロ・トーキョー』。
でも日曜日なので、既に営業は終了。
そこでお向かいにある『オストレア』に入店。
ワインは、「泡のロゼを飲みたい」というりりかさんの一言で決定。
スペインのカヴァの名門、コドーニュのクラシコ・ロゼ。
コドーニュは、カタルーニャのペネデス地方で1551年創業の老舗。
シャンパーニュ方式を導入し、1872年に地ぶどうを用いたカヴァの製造に成功し、カヴァの創始者となった。
またまた四人で乾杯。
コドーニュのロゼは色鮮やか。
ストロベリー、ラズベリーの香り。
果実味と酸のバランスが素晴らしい。
ぶどうはガルナッチャ主体。
グリーンサラダ。
牡蠣と大葉のリゾット。
深夜に〆に食べる炭水化物は美味しい。
ここはオイスター・バーなので、牡蠣が美味い。
ここでも大いに盛り上がった記憶はあるが、何を話して盛り上がったのかは全く覚えていない。
無事帰宅は出来たが、行先の違う電車に乗ってしまい、遠回りして終電近くで何とか最寄り駅に降り立つことに。
友人達と過ごす、銀座での楽し過ぎる夜でした。