三月中旬のこと、彼女と銀座のお店で待ち合わせ。
その前に、新丸ビルでちょっとお買い物。
ここの一階のショッピングアーケードはとても雰囲気が良い。
でも、何時も静かで客で混んでいることが無いのが少し心配。
ここには美味しいチョコレート・ショップ、『ショコラティエ パレ ド オール』も入っている。
新丸ビルから丸ビルを経由し、地下道を進み、東京国際フォーラムに至る。
この造形は何度見ても美しいと思う。
地上に出ると、目の前には『シェイク・シャック』。
さすがにもう行列は無いが、店内は混みあっているようだ。
さらに歩を進め、数寄屋橋公園に至る。
ここには岡本太郎氏の「若い時計台」がある。
公園の向かい側の東急プラザ銀座には、大人のクレープ屋さん、『パーラ』が入っている。
表参道店もできたが、『パーラ』はやはり神宮前にある外苑前本店が一番美味しい。
今夜のお店は、二つ星レストラン、『ドミニク・ブシェ』が開いたカジュアル・フレンチのお店、『レ・コパン・ドゥ・ドミニク・ブシェ』。
お店の開店時間の5分前に入店すると、既に彼女が席についていた。
何故か彼女はこのお店に来るときは早めに到着するようだ。
厨房では料理人たちが忙しく立ち働く。
中にはフランス人のコックも居て、今夜は彼が考案した料理が出されるそうだ。
早速シャンパーニュで乾杯。
飲んでいるシャンパーニュは、『ドミニク・ブシェ』ブランド。
ピエール・ミニョンが造る、レ・ビュル、ドミニク・ブシェ。
レ・ビュルは、”泡”という意味。
ピエール・ミニョンが造るシャンパーニュは、そのほとんどが高級ホテルや高級レストランで消費され、一般に出回ることはほとんどない。
このボトルは、そのピエール・ミニョンが『ドミニク・ブシェ』のために造る特別なキュヴェなのだ。
二人で乾杯。
豊かな果実味と綺麗な酸のバランスが素晴らしい辛口。
セパージュは、ピノ・ムニエが90%で残りはシャルドネとピノ・ノワール。
乾杯で二人ともグイっと飲んでしまってから慌てて撮影したので、量が随分減っている。
でも今夜はシャンパーニュを含むワインのフリーフローのコースでお願いしているので、安心してガブガブ飲むことが出来る。
アミューズはコンテのグジェール。
シャンパーニュの良き伴侶だ。
前回はパン・ド・カンパーニュだったが、今夜はバタール。
撮影前に彼女が一つ取ったので奇数になっている。
パンのお供は、E.V.オリーブオイルと粗塩。
これがパンに合って美味い。
カリフラワーのブランマンジェ、ブロッコリーのソース。
カリフラワーとブロッコリーを合わせるとは面白い。
緑のブロッコリーのソースの下には、真っ白なカリフラワーのブランマンジェ。
添えられているのは、トビコとロマネスコ。
銀座のフレンチ、『レ・コパン・ドゥ・ドミニク・ブシェ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。