フランソワーズ・モレシャンさんとディネ・グルマン、ランベリー、広尾 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

先月のこと、在日フランス商工会議所が主催する、”ボンジュール・フランス、ディネ・グルマン”の会が広尾の『ランベリー』で開催され、彼女と共に参加した。

 

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広尾駅で待ち合わせると、ちょっと寄り道。

『カフェ・デ・プレ』がどうなっているのか見たかったのだ。

この時点ではまだ工事中で、店名もそのまま。

でも4月7日には、『カフェ・ミケランジェロ』として生まれ変わっている。

そして『キャーヴ・ド・ひらまつ』が閉店して以降、長く閉じていた地下一階には『トラットリア・ミケランジェロ』がオープン。

どちらも代官山の『リストランテASO』系列のお店である。

 

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これが開店直後の『カフェ・ミケランジェロ』。

 

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そして『トラットリア・ミケランジェロ』。

 

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外苑西通りを西麻布方面に向かう。

ここは、サフランさんがお好きなランボルギーニのお店。

 

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続いて、マクラーレンのお店。

フォーミュラ1で活躍するマクラーレンが作る、スペシャルなスポーツカーだ。

 

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その次は、マセラッティ。

昔、マセラッティのクワトロ・ポルテを買いたいと思ったことがある。

しかし、マセラッティを持っている友人が、雨の日は雨漏れするので、雨の日に乗るためにもう一台国産車を買ったとの話を聞き、諦めたことがある。

もちろん昔の話で、今のマセラッティはそんなことはない。

 

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ここは『キャプテン・クック』。

珍しいイギリス料理のお店だ。

近衛兵のコンちゃんがお店をガードしている。

 

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そして二人が好きなプーリア料理のお店、『アンティキ・サポーリ』。

「ねぇ、ここにもまた来ましょうよ」と彼女。

「うん、次回はワインを飲み過ぎないようにして、最後のリモンチェッロまで楽しみたいね」と私。

前回、彼女は飲み過ぎて気分が悪くなってしまったのだ。

 

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ようやく今夜のフレンチ、『ランベリー』に到着。

ここは岸本直人シェフのお店。

2008年のミシュランガイド東京の初版から連続して星を維持し続けている名店である。

 

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2017年11月に南青山から広尾に移転し、ここには初めての訪問。

外階段を二階に上り白亜のアーチをくぐると、お店のエントランスに至る。

 

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店内はスタイリッシュで洗練された雰囲気。

ダイニングルームには14席、そして6人用の個室がある。

 

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今夜は12人限定の会。

開宴時間の20分前に到着したが、既に10人が着席されている。

 

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テーブルには、可愛いお花。

 

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主催者の在日フランス商工会議所の方の挨拶で会が始まる。

奥に居らっしゃるのは、フランソワーズ・モレシャンさん。

そう、今夜はモレシャンさんをゲストに迎えての会なのだ。

 

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まずは、ロゼのシャンパーニュで乾杯。

素晴らしいサーモンピンク。

ラズベリー、ストロベリー、そしてブラックベリーの華やかな香り。

 

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ニコラ・フィアット、レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ロゼ、ファースト・ブルーム・オブ・サクラ。

この春の限定販売品で、セパージュはピノ・ノワール45%、ピノ・ムニエ45%、シャルドネ10%。

瓶内熟成期間は36ヶ月以上と長い。

 

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モレシャンさんのファッションに関するお話しは興味深く楽しい。

精力的な話し方は、とても82歳(今日現在は83歳)とは思えない。

帰りには、モレシャンさんを挟んで三人で記念撮影をさせていただいた。

 

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前菜は、タルトレット”サクラエビ”。

 

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山芋の上に、霜降平茸と桜海老。

桜海老の香りが食欲をそそる。

ロゼのシャンパーニュ、ファースト・ブルーム・オブ・サクラに合わせる前菜が桜海老とはお洒落だ。

広尾のフレンチの名店、『ランベリー』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。