友人達と大手町の『ル・プーレ・ブラッスリーうかい』で過ごす楽しいランチの続き。
メンバーは、きゅーちゃん、KEiさん、すみれさん、ちぃさん、茶目子さん、そして私。
メイン料理のロティサリーチキンが届く。
ル・プーレとは鶏のこと。
そう、ここはロティサリーチキンの専門店。
使われている鶏は、スペイン産のプーレ・ジョンヌで、黄色い鶏という意味。
トウモロコシの配合比率の高い飼料で育てられ、皮と脂身が黄色味を帯び、ローストされると黄金色になるのが特徴。
フランス製のロティサリー・マシンでこんがりと焼かれている。
チキンは一度キッチンに下げられ、食べやすく解体されて再度届けられる。
これは三人分。
四種類の薬味も届く。
チキンのジュー・ソース。
モリーユ茸とマッシュルームが入ったシャンピニオン・ソース。
ハーブ入りマスタード、そしてピスタチオ塩。
ポム・フリットも届く。
これは一人二個ずつ。
三人で分けても、これだけの量がある。
プーレ・ジョンヌはジューシーでとても美味い。
ロティサリーチキンとシャンパーニュの相性はとても良く、どんどんグラスが進む。
飲んでいるのは、ピペ・エドシック、キュヴェ・ブリュット。
4本くらいは飲んだかなと思ったが、お店のソムリエによると「6本飲まれました」とのこと。
デセールは、チョコレートタルトとチョコレートアイスクリームだったような。
食べた記憶が薄いということは、やはり昼から随分飲んだようだ。
お誕生日が近い方が三人居らっしゃったので、茶目子さんがバースデープレートを三枚頼んでおいてくれた。
きゅーちゃん、KEiさん、ちぃさん、お誕生日おめでとうございます!
〆はイリーのコーヒー。
ミニャルディーズも添えられている。
気が付くと、満席だったお店に他の客はもう居なくなっていた。
ロティサリー・マシンの火も落とされている。
ホトリア広場の樹々の影が長くなり、既に夕方になっている。
シャンパーニュをいっぱい注いでくれたソムリエさんにお礼を言って店をあとにする。
カウンターに並んだ美味しそうな料理は、今日の賄い食なのだそうだ。
『ル・プーレ・ブラッスリーうかい』を出ると、大手町から丸の内に向かう。
御幸通りを渡る時は、何故か写真を撮ってしまう。
こちらは東京駅丸の内駅舎。
そしてこちらは皇居。
丸の内駅舎から皇居が一直線で繋がったので、各国大使の信任状捧呈式に向かう儀装馬車が走るのも楽になった。
二次会に向かったお店は、二重橋スクエアの『ル・ブール・ノワゼット』。
パリ15区に店を構えるティエリー・ブランキ氏の東京店。
人気店なので何時も満席。
6人でのテーブルは空きが無いので、カウンターの二辺に陣取ることにする。
シャンパーニュをたっぷり飲んできたばかりだが、再び泡で乾杯。
スパークリング・ワインのフリーフローを飲みに来たのだ。
飲んでいるスパークリング・ワインは、ブルゴーニュのシャルル・ニノ、ブラン・ド・ブラン、ブリュット。
シャルル・ニノは、ブルゴーニュ最大のクレマン専業メゾン、ヴーヴ・アンバル傘下のメーカー。
おつまみは、パルミジャーノ・サブレ。
パルミジャーノの味が濃厚で美味い。
そしてフレンチ・フライ。
ランチからシャンパーニュをたっぷり飲み、続いてのスパークリングのフリーフロー。
完全に出来上がったメンバーの夜は続きます。