ちょっと以前のこと、「今度の週末、何時ものホテルでまったりワインをしたいな」と彼女から急なリクエスト。
そこで何とか何時ものホテル、メトロポリタン東京を予約した。
都内のホテルは何時も混んでいて直前だと予約は難しいし、部屋が取れたとしても価格が高くなる。
でも、仕事が忙しい彼女のスケジュールを早めにフィックスすることは出来ないので、私が頑張って彼女の希望を叶えるしかない。
私が現役で忙しかった頃は、彼女に随分無理を聞いてもらったので、今度は私が合わせる番なのだ。
ホテルの前には、小さな植え込み。
池袋駅周辺には緑が少ないので、この小さな植栽でも憩いになる。
チェックインを済ませ荷物を部屋に置くと、待ち合わせの場所に向かう。
今日は私の方が早く着いたと思って店内に入ったら、なんと彼女はもういっぱいになった買い物かごを持ってお菓子を物色中。
KAKDIを出て次に向かったのは、ポンパドウル。
何種類かのパンを購入。
会計を済ませて振り向くと彼女が居ない。
周りを見渡すと、彼女はフロ・プレステージュで料理を注文していた。
「居なくなったので驚いたよ」と私。
「だって早く買い物を済ませてお部屋で早くシャンパーニュを飲みたいんだもの」と彼女。
ここでは、ハンバーグやタンシチュー等を購入。
次はアジアン・サラダ。
定番のサラダや牛のロースト等を購入。
次は京華楼。
点心も購入。
デザートはファウンドリー。
苺の季節のケーキ達。
チョコレートケーキも購入。
幾つもの紙袋を抱え、ホテルに戻る。
今日の部屋は、珍しく東側。
こちら側には低層部分の屋上に庭園があることを初めて知った。
今日のシャンパーニュは、彼女が好きなビルカール・サルモン、ブリュット・ロゼ。
ビルカール・サルモンは、1818年にマレイユ・シュル・アイ村に設立され、7世代にわたり家族経営を続ける”少量逸品主義”のメゾン。
このロゼは、フランスのワイン雑誌、「LA REVUE VIN DE FRANCE」で、クオリティーの高いNVのロゼ・ワインの第一位に選ばれている。
色合いはサーモンピンク。
フランボアーズの甘い香り。
口に含むと溢れるような果実味を活き活きとした酸がぐっと引き締めている。
「美味しい。やっぱりビルカール・サルモンは最高ね」と彼女。
彼女は六本木の『ジャン・ジョルジュ トウキョウ』で初めて飲んで気に入り、二度目に『フィリップ・ミル東京』で飲んで益々好きになったのだ。
ワインはシャンパーニュでは珍しく、樽熟成されている。
そして瓶内熟成期間はNVで3~4年と長い。
セパージュは、シャルドネ50%、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ10%。
私がシャンパーニュの準備をしている間に、彼女は購入品をテーブルに並べている。
まずは、イタリアン・オリーブ。
KALDIのこのオリーブが美味いのだ。
アジアンサラダの蒸し鶏とパクチーのやみつきサラダ。
まったりワインの定番メニューだ。
大好きなので、たっぷりの量を購入。
これをベースにして、他の色々な料理を合わせて食べるのが好きだ。
フロ・プレステージュの海老とブロッコリーのタルタルサラダ。
海老がゴロゴロ入っていて美味い。
アジアンサラダの、炙りまぐろとアボカドのサラダ。
それぞれに異なるソースが付いているので、色々味変をしてみるのも楽しい。
何時ものホテル、メトロポリタン東京で彼女と過ごすまったりワインの夜は続きます。