ミュゼで彼女と素敵にディナー、ブラッスリー・ポール・ボキューズ ミュゼ、国立新美術館、六本木 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

六本木の国立新美術館にあるフレンチ、『ブラッスリーポール・ボキューズ ミュゼ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

 

IMG_20190124_202127.jpg

赤ワインは、コート・デュ・ローヌのファミーユ・ペランが造る、クードレ・ド・ボーカステル、2010年。

ファミーユ・ペランはシャトー・ド・ボーカステルを擁する南ローヌ屈指の造り手。

このクードレ・ド・ボーカステルは、シャトー・ド・ボーカステルの弟分的な位置づけのワイン。

 

IMG_20190124_202309.jpg

色合いは濃く、口に含むと強い果実の凝縮感を持つ。

良いぶどうを使った、濃厚で洗練されたワインだ。

シャトー・ド・ボーカステルはとても強いので料理と合わせる時に気を使うが、このクードレの方が料理に合わせ易いので好きだ。

ぶどうは、シャトー・ド・ボーカステルの畑の道を隔てた東側の畑のものが使われている。

セパージュは、ムールヴェードル30%、グルナッシュ30%、シラー20%、サンソー20%。

 

IMG_20190124_202015.jpg

牛ヒレ肉のソテー、マデラソース、季節の野菜とじゃがいものドフィノワ添え。

 

IMG_20190124_202026.jpg

肉の厚みが半端ではない。

 

IMG_20190124_202041.jpg

サイドディッシュとして、じゃがいものドフィノワが付けられている。

ドフィノワは、ドフィネ風グラタンのことで、フランス南東部、ドフィネ地方の郷土料理。

ヴォリュームもたっぷりで美味い。

 

IMG_20190124_202057.jpg

大好きなレアー。

とろける程美味しく、どんどん食べ進む。

 

IMG_20190124_202146.jpg

窓の外には、左手に東京タワー。

そして右手には六本木ヒルズ。

 

IMG_20190124_202157.jpg

デセールは、温かいヴァローナチョコレートのフォンダン、ヴァニラ風味のアイスクリーム、フランボワーズのクーリー。

 

IMG_20190124_202226.jpg

フォンダンショコラは大好物。

早めに頼んでおかないと、調理に時間がかかるデセール。

 

IMG_20190124_202211.jpg

このヴァニラのアイスクリーム、とても円やかで美味しい。

 

IMG_20190124_202240.jpg

中から流れ出す熱々のチョコレートがたまらない。

 

IMG_20190124_202253.jpg

「やっぱりミュゼのお料理は美味しいわね」と彼女。

「ここにはもっと来ることにしよう」と私。

松尾支配人に今夜のお礼を述べ、店をあとにする。

 

IMG_20190124_202324.jpg

店の店名を書いた横断幕には、ポール・ボキューズさん直筆のサイン。

 

IMG_20190124_202356.jpg

このお店は、日本のポール・ボキューズの一号店。

ポール・ボキューズさんに関する色々な品が展示されている。

 

IMG_20190124_202338.jpg

店には一番乗りしたが、ゆっくり食事をしワインを飲んだので、客でいっぱいだったお店にも空いたテーブルが目立つようになった。

 

IMG_20190124_202410.jpg

エレベーターに乗り込む前にもう一度レストランを見ると、最後の客達が食事を楽しんでいる。

席についていると感じないが、横から見ると崖の先端で食事をしているような感じだ。

 

IMG_20190124_202424.jpg

エレベーターを降り、上を見上げる。

逆コーンになっているので、下からレストランは見えない。

 

IMG_20190124_202452.jpg

正面玄関は既に閉鎖されているので、建物の横手にある小さな出入り口から外に出る。

右手には六本木ヒルズ。

スマホの望遠で撮ると心霊写真のようになってしまった。

 

IMG_20190124_202438.jpg

左手には東京ミッドタウン六本木。

 

IMG_20190124_202509.jpg

外苑東通りに出て、地下に下る。

 

IMG_20190124_202530.jpg

向かった先は、プレッセ・プレミアム。

ここは夜遅くなってもサラダが豊富なのだ。

 

IMG_20190124_202548.jpg

何時ものとおり、彼女の朝食用のサラダを幾つか購入。

 

IMG_20190124_202600.jpg

時間は既に遅く、東京ミッドタウン六本木にも行き交う人が少なくなった。

彼女と過ごす六本木の夜は素敵に更けていきました。