久し振りに上野公園を訪れた。
上野公園に通じるこの階段を上るのは、十数年振りのような気がする。
西郷どんの像にも表敬訪問。
こちらは彰義隊の墓。
今日は上野の森美術館でフェルメール展を観ることにしている。
人気が高いので、入場日時制限チケット販売となっている。
時間は二時間刻みで、その内の前半一時間半の間に入場しなければならないのだ。
今ここに並んでいる人のチケットは11時~12時半の入場で、私のチケットは13時~14時半の入場。
時間制限になっていても、入場待ちの列は長く、係員が持つ札には”入場まで20分”と書かれている。
上野の森美術館の行列の状況を確認すると、上野駅の公園口に向かう。
ここで茶目子さんと待ち合わせているのだ。
茶目子さんと合流すると、予約しておいたレストランに向かう。
茶目子さんをご案内したお店は、『レ・クワトロ・スタジオーニ』。
以前ここで開催されたジェロボームの”英語でワイン”の会に参加したことがあり、料理が美味しくワインも揃っているので選んだのだ。
まだ開店したばかりで、店内に客は少ない。
今日は良い天気なので、テラス席で食事をすることにする。
大きな樹の左下に立っている赤い彫像は、実は大道芸人のスタチュー。
このあと、小さな女の子が前に立って不思議そうにずっと眺めていたのが可愛かった。
早速ワインで乾杯。
お店のスタッフと、ワイン関連の共通の友人の話で盛り上がる。
するとワインに詳しいと思われたようで、とても大きなグラスを出してくれた。
普通はランチには白ワインを選ぶことが多いが、今日はちょっと涼しいテラス席なので、しっかりした赤を選んだ。
カリフォルニア、モントレー・カウンティのランチ32が造る、ランチ32、ヴィントナーズ・レゼルヴ、メリタージュ、2013年。
完熟したプラム、ダークチェリーやビターチョコレートのニュアンス。
タンニンは円やかで、過度に重すぎない綺麗なボディ。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン47%、メルロー30%、プティ・ヴェルド23%。
最初はサラダ。
ランチのサラダでもちゃんとした量があるのが嬉しい。
イタリア産プロシュート。
思ったより量がある。
二人に取り分けてもこの量。
熟成が進んで美味しく、赤ワインが進む。
「平日の昼間にレストランのテラス席でのんびりワインだなんて、贅沢な時間ですね」などと話しながらこのひとときを楽しむ。
オレキエッテ、ハーブ鶏と4種のキノコ。
これも二人に取り分け、ワインと共に味わう。
続いてはピッツァ、ペリコロ。
サルシッチャ、赤玉葱、モッツアレラ、そして辛口トマトソース。
トロトロのモッツアレラと辛口のポモドーロソースにモチモチの生地。
これはイケる。
今から観るフェルメールの話などをのんびりしていると、ここに来て二時間近く経ってしまった。
入場の指定時間は13時~14時半だが、前半は混んでいて並ぶので、14時頃に行けば丁度良い。
話しは逸れるが、化粧室の中にもワインの空き瓶がずらりと並んでいる。
バローロやブルネッロなど、美味しそうなボトルばかりだ。
ここには機会があれば、ディナーを楽しみに来たいと思う。
いよいよ上野の森美術館に入る。
思った通り14時を過ぎると行列は無く、待ち時間ゼロで入館することが出来た。
フェルメール展と言っても、現在展示されている47点の内39点はフェルメールと同時期のオランダの画家たちの作品。
フェルメールの作品で現存するのは35点と言われており、その中の9点が来日するという、日本美術史上最大のフェルメール展である。
だが今回観ることができるのは8点。
入場券の半券と引き換えに、ガイドブックと音声ガイドが渡される。
展示されているフェルメールの作品は、以下のとおり。
マルタとマリアの家のキリスト
取り持ち女(2019年1月9日~2月3日):日本初公開
牛乳を注ぐ女
ワイングラス:日本初公開
リュートを調弦する女
真珠の首飾りの女
手紙を書く女
赤い帽子の娘(2018年10月5日~12月20日):日本初公開
手紙を書く婦人と召使い
音声ガイドは10ヶ所で聴くことが出来る。
ナレーションは、石原さとみ。
フェルメールの絵を堪能したあとは、一度見たかった上野大佛に向かう。
本当にお顔だけが残っている。
関東大震災で顔が落ち、残った身体は第二次世界大戦時に金属として供出されてしまった。
今は、「これ以上落ちない合格大仏」として、合格祈願の名所となっている。
大仏は釈迦如来で、こちらのご本尊は薬師如来。
ハロウィンの空は、秋晴れ。
茶目子さんは鶯谷で飲み会の予定があり、私は渋谷で会食の予定があるので、茶目子さんとはここでお別れ。
久し振りの上野公園を満喫した半日でした。






























