神楽坂の『ウルトラ・チョップ』で開催された、サザンクロス主催のニュージーランド・ワイン試飲会が終わると、用事があるピエールロゼさんとはここでお別れ。
残ったKEiさん、mayuさんと私の三人は、予約しておいたディナーの店に向かう。
神楽坂を下り、毘沙門天の前で路地に入る。
ここが、その路地。
人一人がやっと通れる幅しかない。
路地が少し広くなったところには、日本酒の『酒ト壽』がある。
この杉玉を見ると、思わず店に吸い込まれそうになる。
神楽坂らしい石畳の路地を、さらに進む。
向かった先は、民家を改造した一軒家レストラン、『ニコ・チェルシー』。
ジビエ料理、またはマタギ料理で有名なお店である。
以前は茅場町の古民家レストランだったが、今年の3月に神楽坂に移転した。
一階にはカウンター席と、ワイン樽のテーブルが三つ。
奥には6人用の個室もある。
今までは一階のカウンターか個室を利用していたが、今日は二階に案内される。
二階に上る階段の壁には、蝦夷鹿の剥製。
二階はとてもレトロな雰囲気。
開店したばかりの時間なので、他に客は居ない。
この季節でも外がまだ明るいので、如何に早い時間に来たかわかる。
グランド・メニュー以外の今日のお薦めは、黒板に書かれている。
もう一つの黒板には、グリルに出来る今日の入荷肉が書かれている。
試飲会でたっぷりワインを飲んでいるが、ここでもワインで乾杯。
ニュージーランド、マールボロでインヴィーヴォが造る、ソーヴィニヨン・ブラン、2018年。
先程の試飲会から分けてもらって持ち込んだワインだ。
野鳥レバーとゴロゴロ緑黄色野菜サラダ。
今夜の野鳥は、雉。
この雉レバー、なかなか美味い。
蝦夷鹿もも肉のタルタル。
ここの人気メニューだ。
生のように見えるが、ちゃんと低温調理されている。
神楽坂のジビエ料理の名店、『ニコ・チェルシー』で友人達と過ごす楽しい夜は続きます。