晩秋の雲、そして今夜のお家ワイン、セット・シラヴ・ロゼ、フランス | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

快晴の日は気持ち良くウォーキング。

週三回、一日置きにジムで筋トレをし、ジムの翌日はウォーキング、そして最近は日曜日は安息日にしている。

 

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初冬にしては珍しい雲が青い空に幾つも浮いている。

この雲は木立ちの上で回る独楽のようだ。

 

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白馬に跨るナポレオン、というのはちょっと無理筋だろうか。

それなら柵を飛び越える羊、フライング・シープといったところか。

 

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空から舞い降りたキューピット。

ちょっと頭が大きすぎるようだ。

 

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飛び跳ねた扁平カエルを腹側から見たところ。

それとも・・・、他に良い連想が浮かばない。

 

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水鉄砲、それとも闊歩するマウンテンゴリラのシルバーバック。

 

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左側は大きな蝙蝠、それとも足をたたんで木から木へと飛び移る猿。

後ろは鼠、それも「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」のスプリンター先生。

 

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筋斗雲が集団でやってきた。

 

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一時間ほどウォーキングをしていると、今まで浮いていた雲は風で流され、新しい雲が湧いてきた。

夏の空がどんどん初冬の空に変わっていく。

 

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真上を向いても、急速に雲が広がる。

 

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さらにウォーキングを続けていると、灰色の雲が現れ始めた。

気温も下がってきたようなので、そろそろウォーキングを切り上げた方が良いようだ。

早い移ろいの初冬の空でした。

 

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今夜は、神楽坂のジビエ料理のお店、『ニコ・チェルシー』でいただいたワインを抜栓。

『ニコ・チェルシー』は茅場町にあった古民家レストランだったが、今年の三月に神楽坂に移転した。

それを記念して常連客に配られたのがこのワインなのだ。

 

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Nico Chelsea Open memorial 2018 Apr.と書かれたエチケットには、鹿、熊、猪、何かの鳥がワインとビールを飲んでいる絵が描かれている。

さすがジビエ料理のお店だ。

 

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ボトルの裏には、キュヴェ・セット・シラヴ、ミレジム、2014年と記載されている。

コート・デュ・ローヌ、AOCタヴェルでドメーヌ・クリスチャン・エ・ナディア・シャルマッソンが造るワインである。

ビオワインであることを示す認証マークが付いている。

 

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コルクの品質も状態もとても良い。

 

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タヴェルは、フランスで最初に認定されたロゼのAOC。

濃い色合いのロゼで、アルコール度数は14%もある。

 

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ストロベリーの甘い香りを持つが、口に含むとキリリと引き締まった辛口。

ぶどうは、グルナッシュを主体に、サンソー、クレレット、ムールヴェードル、カリニャンが加えられている。

神楽坂のジビエ料理のお店、『ニコ・チェルシー』に感謝の、今夜のお家ワインでした。