鴨の渡りと秋の果実、そして今夜のお家ワイン、ミラーダ、ハメケン・セラーズ、スペイン | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

二週間程前のこと、そろそろ鴨の渡りの季節だと思い、毎年鴨が飛来する池にウォーキングを兼ねて観に行った。

 

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思った通り、鴨が飛来していた。

向こう側はユリカモメ。

目の後ろに黒い斑点があるのが特徴。

こちら側はオナガカモ。

雄の尾羽が長いのが特徴。

 

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オナガカモだけの集団がいたので、近寄って撮影。

ここに来る鴨は人間から餌をもらうことが多いので、近寄っても逃げないばかりか、お腹が空いている時は近寄ってくる。

 

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良く見ていると、不思議なことに気が付いた。

9羽の集団なのだが、雄が2羽しかいない。

鴨は番で行動するものだと思っていたが、これはどういうことなのだろうか。

二週間ほどしたら、また観に来てみようと思う。

 

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別の日の住宅街でのウォーキング。

この辺りの家は、果樹を植えているところが結構ある。

蜜柑が綺麗に色付いている。

 

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ミカンより大振りのこの柑橘は、何と言う種類なのだろう。

 

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これはレモン。

 

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これは何だろう。

結構大きな実で、オロブロンコみたいだ。

 

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これは小振りの柚子のようだ。

 

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以前はたわわに実っていた柿の実がもうほとんど無くなっている。

収穫を終えたようで、残った実は半分鳥に食べられてしまっている。

 

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柿の木の下にも、鳥についばまれた柿の実が落ちていた。

この家の住人は柿を全ては収穫せずに少し残し、鳥にも分け与えているのだろう。

深まる秋を感じた、ウォーキングでした。

 

先日、友人達とアペロしたミッドタウン日比谷の『バル&タパス・セロナ』で飲んだ赤ワインと同じ造り手のワインを見つけたので、迷わず購入。

 

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スペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャのハメケン・セラーズが造る、ミラーダ、テンプラニーリョ/シラーズ、2016年。

 

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ハメケン・セラーズは、ニコラス・ハメケンが1996年に設立したワイナリー。

若い醸造家チームが生み出すワインは、注目を集めているのだそうだ。

 

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日比谷の『バル&タパス・セロナ』で飲んだのは、赤いエチケットのカベルネ・ソーヴィニヨン。

黒、赤の他に、ベルデホは白、テンプラニーリョ/シラーズのハロウィン・ラベルのオレンジがある。

 

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スカルをエチケット・デザインに使っているのは、”死者も蘇る美味しさ”という意味なのだそうだ。

 

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色合いはかなり濃いガーネット。

ブラックベリー、カシス、プルーン、そしてその後からスミレやスパイスのニュアンス。

 

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タンニンは強くはなく余韻も短いが、果実味があってバランスが良く、デイリー・ワインとしては充分だ。

セパージュは、テンプラニーリョ85%、シラーズ15%。

スペインの良質で気軽なテンプラニーリョ/シラーズを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。