先月のこと、広尾のメキシカンの名店、『サルシータ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
タコス料理は、今夜はビーフを選択。
他に、チキン、ポーク・カルニータス、チョリソ&ポテト、きのこがあるが、前回ポークを食べたし、今夜のメイン料理はチキンを選ぶ予定なので、ビーフを選んだ。
薬味は、三種類のサルサ。
そして、三種のチリソース。
三種のサルサをたっぷり加え、チリソースも振り掛けて食べると美味い。
飲み物は、二人ともフローズン・マルガリータを追加注文。
ここのフローズン・マルガリータは上質のテキーラをたっぷり使っているので美味い。
でも、結構酔いが回る。
続く料理は、エンチラーダス。
トルティーヤで具材を巻き、ソースを掛けた料理。
今夜の具材はチーズを選択。
二人に取り分けてもこのヴォリューム。
ソースは、サルサロハ、サルサヴェルデ、サルサマメイ、モレ・ポプラーノから選べるが、今夜はサルサロハを選択。
トマトにアルボル唐辛子を利かせたソースである。
フローズン・マルガリータを更にお代わり。
彼女が酔ってしまわないか少し心配。
メイン料理は、鶏肉のピピアン・ヴェルデ。
カボチャの種をベースに、緑のトマトと唐辛子を加えて作った、メキシコの代表的なソース。
鶏の腿肉と胸肉があるので「どっちが良いかい」と聞くと、「両方半分こしましょうよ」とのこと。
鶏肉を二等分して盛り付けても、かなりのヴォリューム。
お腹はいっぱいだが、完食。
さすがにデザートは省略して満ち足りた思いで店をあとにする。
外に出ると、「ねえ、アイクリームを食べたいと思わない?」と彼女。
私が食べたいかどうかは関係なく、彼女が食べたいというのであれば行かなくてはならない。
「それならナショナル麻布にバスキン・ロビンズがあるよ」と私。
「サーティワンと言わないのね。そんなところが好きよ」と彼女。
バスキン・ロビンズもハロウィン仕様。
私は季節限定物にすぐに飛びついてしまう。
右側の彼女のアイスクリームは、定番メニュー。
左側の私のアイスクリームは、上が”魔女のトリック”、下が”パンプキンパイ”。
バスキン・ロビンズを出ると、外苑西通りに出る。
すると、神戸屋キッチンに30%ディスカウントのタイムセールの張り紙。
彼女はまたまた神戸屋の罠にはまってしまい、パンを大量に購入。
「今夜も食べ過ぎね。広尾で乗らないで、一駅歩きたいわ」と彼女。
前回は恵比寿まで歩いたが、今回は六本木に歩くことにする。
外苑西通りを西麻布方面に向かって歩く。
このビルの間を入ると、右側に”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』がある。
六本木ヒルズまで来ると、「広尾から六本木って近いのね。まだお腹いっぱいだわ」と彼女は歩き足りない様子。
用を足すため、ウエストウォークに入る。
何時もここに来るときは閉館間際だが、今夜は時間が早いので客の数も多い。
ウエストウォークを出ると、メトロハットから地下に下り、何時もの通り成城石井へ。
「あ~、好きなサラダが売り切れ」と彼女の悲しそうな声。
それでも色々なサラダを購入。
パンとサラダのショッピング袋を抱え、メトロに向かう。
彼女と過ごす、広尾と六本木の夜は素敵に更けていきました。