青山/表参道での散歩の続き。
ディナーの場所は、表参道ヒルズの『フラテリ・パラディソ』。
シドニー発のイタリアンである。
表参道でちぃさんと待ち合わせ、青山を散策し、外苑前でアペロ。
その後外苑前でみんみんさんと合流し、表参道ヒルズに移動。
ここでは、ショーコさんと待ち合わせ。
エントランスを入ると、大きなバーカウンターとカウンター席。
その周りにはテーブル席が並ぶ。
奥にも広いダイニング・ルームがある。
4人が揃い、スパークリングで乾杯。
スパークリングはイタリアのスプマンテかと思ったら、オーストラリアのデ・ボルトリが造るロリマー、スパークリング、ブリュット。
よく考えれば、デ・ボルトリはオーストラリアの造り手だが、創業者はイタリア移民。
ぶどうは、シャルドネとピノ・ノワール。
最初の一品は、ボッタルガクリーム・プレッツェル。
プレッツェルの表面には、パンプキンシードとサンフラワーシード。
このプレッツェルにボッタルガクリームを付けて食べると美味い。
ボッタルガクリームは、ギリシャ料理のフムスのように見える。
全粒粉のパンをつなぎに、カラスミと燻製オイルを混ぜて攪拌し、ペースト状にしたもの。
E.V.オリーブオイルとカラスミパウダーが添えられている。
二皿目は、カプレーゼ、パラディソ・スタイル。
真ん中の真っ白なモッツアレラが美味しそうだ。
皿の右側に、もちゃっとあるのはボッタルガクリーム。
余ったので私がここに乗せてしまった。
取り分けは私がいつもの癖で担当。
下に敷かれているのは、トマトとビーツ。
ボッタルガクリームは責任を取って私の皿に乗せた。
牛肉のカルパッチョ。
牛肉が極めて薄いので、取り分けは結構難しかった。
シェフ特製パスタ。
スタッフの説明を聞いた時は何のパスタか覚えていたが、たっぷり飲んだあとは記憶が無い。
取り分けた写真を見ると、何かのラグーソースのようだ。
ローマ風鶏腿肉のトマト煮込み。
みんみんさんは鶏が駄目なので、ポークソテー。
トリュフ風味のフライドポテト。
私達のテーブルを担当してくれたのは、ローマ出身のイタリア人。
来日後四年にしては日本語が堪能だと思ったら、奥さんは日本人スタッフ。
話しからすると、恐妻家のようだ。
スパークリングをたっぷり飲んだあとは、赤ワイン。
泡と同じくオーストラリアのデ・ボルトリが造る、ロリマー、シラーズ/カベルネ・ソーヴィニヨン、2017年。
白ワインも同じ銘柄のものがあったので、ついでに飲んでみようと、ちぃさんと乾杯したようだ。
この時点で既に酔いが回っていたようで、写真はあるが記憶は曖昧。
飲んでいるのは、デ・ボルトリが造る、ロリマー、セミヨン・シャルドネ、2017年。
ドルチェはジェラート。
すっかり出来上がり、店をあとにする。
驚いたことに、表参道ヒルズに人影は無い。
随分長居をしたようだ。
正面出口は既に施錠され、ガードマンにあちらに回ってくださいと他の出口に誘導される。
友人達と過ごす楽しい表参道の夜は続きます。