西麻布の白亜の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で友人達と過ごす楽しい夜の続き。
まずはスパークリングワインで乾杯。
今夜のメンバーは、きゅーちゃん、すみれさん、ちぃさん、茶目子さん、りりかさん、そして私。
今夜も女子会+1となってしまった。
飲んでいるのは、ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2015年。
1898年創業のクレマン専業メゾンで、シャンパーニュ方式による高品質のクレマン造りで定評がある。
バゲットとバターも届く。
このバゲットが美味しいのでつい食べ過ぎてしまい、お腹がいっぱいになってしまう。
前菜は、スルメイカとプロヴァンサル風野菜。
スルメイカは柔らかく、パプリカの色は鮮やか。
白ワインを見てびっくり。
今夜お願いしているコースのワインは、ハウスワインのはず。
坂元支配人が気を遣ってくれ、私が好きなワインにアップグレードしてくれたのだ。
コート・シャロネーズのクローディ・ジョバールが造る、リュリー、モンターニュ・ラ・フォリ、2009年。
クローディ・ジョバールはブルゴーニュで注目の女流醸造家で、自らのドメーヌに加え、名門ルモワスネの醸造責任者を務めている。
このワインの2009年は既に在庫が切れたはずで、ワインリストからも外されている。
この素晴らしい2009年VTがセラーに少量残っているとのことで、今夜はそれを放出してくれたのだ。
熟成が進んだ濃い黄金色。
完熟した洋梨やオレンジの香り、そして熟成からくるエステル香。
余韻にはミネラルに混ざって蜂蜜のニュアンスも。
クローディ・ジョバールの熟成の進んだリュリーは本当に美味い。
魚料理は、真鯛のブールノワゼットソース。
ヤングコーンのヒゲや、長野県産ゼブラナスが添えられている。
ゼブラサスは、イタリアの茄子の代表的な品種で、紫の美しい縞模様がある。
赤ワインが出されて再び驚く。
赤もハウスワインではなく、メドックの良いワインにアップグレードしてくれた。
シャトー・オー・モーラック、メドック、クリュ・ブルジョワ、2009年。
このワインの醸造コンサルタントは、エリック・ポワスノ。
マルゴー、ラトゥール、ラフィット・ロートシルト、レオヴィル・ラスカーズ、ビション・ラランド、ローラン・セグラ等の名だたるシャトーの醸造コンサルタントを務める天才醸造家なのだ。
セパージュは、メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%。
オーク樽で16カ月間熟成され、新樽比率は40%。
白も赤もどんどん注いでくれるので、同時に飲み較べるのも楽しい。
どちらも2009年という良いヴィンテージなのも嬉しい。
肉料理は、国産黒毛和牛、赤ワインソース。
赤ワインソースには、京都の大徳寺納豆が隠し味で使われている。
大徳寺納豆は、納豆ではなく醤油豆のようなもの。
火入れが美しく、旨味が口いっぱいに広がる。
お誕生日が近いりりかさんに、サプライズのバースデー・チーズ・プレート。
りりかさん、おめでとうございます!
そして全員に出されたデセールは、デセール・アナナス。
といっても、入っているのはパイナップルだけではない。
マンゴーのムース、ココナッツのアイスクリーム、フランボワーズ風味のメレンゲ、そしてフランボワーズのソース。
食後は、濃いコーヒー。
スプーンに乗せられたミニャルディーズが可愛い。
スノーボールクッキーの中にはクルミが詰まっている。
話しは尽きないが、楽しく美味しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
レトロなエレベーターで、三階のメインダイニングから、二階のレセプションに下る。
レセプションで、坂元支配人とシャルル・シャプランの絵に見送られ、店をあとにする。
シャルル・シャプランは19世紀後半にフランスでとても人気のあった画家。
素敵な時間をご一緒させていただいた皆様、とても楽しく夢のようなひとときでした。
ありがとうございました。





















