ちょっと以前のこと、彼女から「週末にまったりワインをしましょうよ」とのメールが届いた。
急いで何時ものホテルを予約したが、直前だと同じ部屋でも随分価格が高い。
それでも部屋が取れただけラッキーと思いながら、キャリーバッグにワインを詰める。
場所は何時もの『メトロポリタン東京』。
先にチェックインし、キャリーバッグを部屋に置いて待ち合わせ場所に向かう。
待ち合わせ時間の10分前に着き、アイスコーヒーを貰って飲みながら店内をぶらぶら。
すると奥には、商品がいっぱい詰まった買い物かごを持った彼女が。
「遅い」と言われながらレジに並び、そっと時計を見ると約束時間の5分前。
何時もは待ち合わせ時間ギリギリか少し遅れることが多いのに、今日は気合が入っている。
ポンパドウルではパンを三種類購入。
最近お気に入りのフロ・プレステージュ。
パテ・ド・カンパーニュも鴨のコンフィも食べ飽きたというので、ローストビーフサラダとサーモンサラダを購入。
お隣の初めてのお店、昇龍園でもチキンを購入。
定番のアジアンサラダ。
ここではパクチーサラダ等を購入。
京華楼でも点心を購入。
RF1でも肉類を買ったが、撮影忘れ。
デザートは何時もはヴィタメールだが、全品種食べてしまったので、神戸発祥のアンテノールで購入。
彼女は西尾抹茶のオペラ、私は桃とカシスのケーキ。
紙袋やビニール袋をいっぱい抱え、ホテルに戻る。
部屋に入りカーテンを開け放つと、今日も良い天気だ。
早速冷えたシャンパーニュを抜栓。
ドメーヌ・A.R.ルノーブル、グラン・クリュ、ブラン・ド・ブラン。
シュイイ村にある、1915年設立の家族経営のメゾン。
「今日もありがとう」と彼女、「僕こそ嬉しいよ」と答え、二人で乾杯。
レモンや青リンゴの爽やかな香り。
後味にはバター、ハチミツ、ブリオッシュのニュアンス。
ルノーブルは美味しい。
ぶどうはシュイイ村の自社畑のシャルドネ100%で、栽培はビオロジック。
レゼルヴ・ワインが35%使われ、熟成期間は36ヶ月と長い。
彼女は買い物袋から次々と購入品を取り出している。
ポンパドウルのドゥリーブル、KALDIのオリーヴ。
KALDIで初めて買った、ブルサンのガヴォット。
ガヴォットはブルターニュ地方の伝統的なお菓子。
サクサクしたクレープ生地にクリームチーズが入っていて、シャンパーニュにも良く合う。
もう一つのシャンパーニュのお供は、KALDIのイタリアン・フレッシュ・オリーブ。
アジアンサラダの、蒸し鶏とパクチーのやみつきサラダ。
フロ・プレステージュの、ローストビーフとアボカドのサラダ。
アボカドよりもブロッコリーの方が目立つ。
サラダ二種を取り分け。
たっぷりの量を買ったので、サラダだけでお腹がいっぱいになってしまいそう。
池袋の何時ものホテル、『メトロポリタン東京』で彼女と過ごす、まったりワインの一日は続きます。