ある晴れた日。
最近は、ジムに行く方が涼しいのでウォーキングをサボり気味。
でも、暑さに負けてなんていられないと、ウォーキングに出掛けた。
ウォーキングをしていても、日陰を探してしまう。
でも夏の日差しは鋭角なので樹々の影は小さく、私の身を守ってはくれない。
小川のほとりでは、カンナの開花が進んでいる。
強い日差しを浴びているので、カンナの黄色が白っぽく写ってしまう。
実際にはこんなに情熱的な黄色をしている。
向日葵の花も咲き揃った。
この向日葵は低木性で、丈は40cmほどしかない。
百日紅も花盛り。
百日紅には白、赤、ピンクがあるが、この百日紅は濃い目のピンク。
タイタンビカスも今を盛りと咲き乱れている。
色の異なるタイタンビカスを見つけた。
こちらの樹は日陰に植えられているので、開花が遅いようだ。
見た目は芙蓉よりも酔芙蓉に近い。
酔芙蓉は咲き始めは白でだんだんピンクに変色することから、酔ったようだとして酔芙蓉と名付けられた。
でもこのタイタンビカスの花は、最初から濃いピンクだ。
この色も咲き揃うと美しそうだ。
タイタンビカスの片親はアメリカフヨウ。
そこで芙蓉の樹を探してみた。
開花し始めたばかりで、枝の先端には多くの蕾が付いている。
ピンクの芙蓉が多いが、真っ白な芙蓉も美しい。
ちょうどミツバチが飛んできた。
自然界のミツバチが減少しているとのニュースがあったが、今はどうなっているのだろう。
ミツバチが居なくなると自然界の循環が崩れ、人間生活にも多大な影響が出るそうだ。
さらにウォーキングを続けていると、濃いピンクの芙蓉を見つけた。
芙蓉の花は白か淡いピンクだと思っていた。
この芙蓉は、タイタンビカスの片親のアメリカフヨウのようだ。
(もう一方の片親は、モミジアオイ。)
公園を出て住宅街の中を歩いていると、懐かしいものを見付けた。
ヘチマだ。
そして手前には、ゴーヤ。
昔は夏になると至る所に朝顔とヘチマの花が咲いていたものだ。
子供の頃は、祖父母の家で作った乾燥ヘチマで身体を洗っていたことを懐かしく思い出す。
さらにウォーキングを続けていると、柿の実がいっぱい成っているのを見付けた。
もう数センチの大きさに育っている。
真夏に見付けた小さな秋、夏来たりなば秋遠からじといったところか。
今夜はシャブリをキンキンに冷やして飲むことに。
シャブリ、ルイ・スフロ、2015年。
ブルゴーニュのネゴシアン、ヴィニコールのコスパの良いワインだ。
コルクを見ると、”Mis en Bouteille dans nos Chais”、ミザン・ブテイユ・ダン・ノ・シェと書かれている。
これはワイン蔵(Chais)元詰めという意味で、購入ワインをヴィニコールで瓶詰したということ。
濃い目の麦藁色。
グレープフルーツ、レモン、青リンゴの香り。
豊かな酸とミネラルを持つ切れの良いボディ。
調べてみると、ステンレスタンクで発酵、熟成。
シュール・リーで5ヶ月間熟成させたのち、瓶詰めされている。
手軽で美味しいシャブリを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。
前回、ワインに合わせた手抜き料理の紹介をしたところ、まだまだ手抜きではないとのご意見をいただいた。
そこで今回はシャブリに合わせた、更に手抜きの料理をご紹介。
スターター用に、チーズを用意する。
食べ残したアルザスのウォッシュタイプ、ブー・ドゥ・シューが1/3ほどあったので、冷凍してあるバゲットを薄切りにし、軽く焼く。
焼いたバゲットにE.V.オリーブオイルをさっと掛けて香り付けし、ブー・ドゥ・シュー合わせる。
冷凍庫からシーフードミックスとカット野菜を取り出す。
海老、帆立、浅利、紋甲烏賊のシーフードミックスを250g、カットされたトマト、パプリカ、ピーマン、ブロッコリー、ズッキーニ、ナスを250gフライパンに入れ、軽くペッパーを振りかけ、たっぷりのバターで炒める。
これでシーフードと彩り野菜のバター炒めの完成。
ショートパスタのフジッリを120gほど沸騰したお湯に入れ、茹で上がったら湯切りをしてグラタン皿に盛る。
そこに、作り置きのトマトソースをたっぷりかけ、その上にチリソースを適量振りかける。
最後に、とろけるチーズスライスを三枚かぶせ、オーブンへ。
フジッリグラタンが出来上がる間、チーズと、シーフードと彩り野菜のバター炒めでシャブリを楽しむ、これが今回の手抜き料理です。
外食が多いので食材はあまり買い置きしていませんが、パスタが好きなので、フジッリ、ファルファッレ、マカロニ、ペンネ、スパゲッティ(1.2mm、1.4mm、1.7mm、2mm程度)は常備し、ホールトマトの水煮の缶詰は1ダースほどは置いています。