『メトロポリタン東京』でまったりワインを楽しんだ翌日は、恒例となった池袋西口ラーメン探訪。
昨夜飲んだワインの空き瓶に見送られ、今回選んだラーメン店に彼女と共に向かう。
池袋西口公園には、東京芸術劇場がある。
公園の野外ステージでは、軽快なジャズの演奏会。
まだ予行演習中なのか、音楽を聴く客は居ない。
東京芸術劇場に来ると、ある女性を思い出す。
大学の演劇部出身の素敵な方だった。
その女性とお付き合いしていた頃は、ここに演劇を見に何度も来た。
昔の事で彼女は知らない話しだし、言う必要も無いことだ。
公園内には、いくつものオブジェが設置されている。
マリーとシェリーは、今日も何かをお話ししている。
朝倉響子氏の作品である。
ここは、池袋駅西口。
多くのラーメン店がひしめく、激戦区なのだ。
今回選んだお店は、『すごい煮干ラーメン 凪』。
今年の1月30日に新規開店したお店である。
『凪』は、2004年に新宿歌舞伎町ゴールデン街で創業したお店。
今では、東京、埼玉、福岡に加え、海外でもシンガポール、フィリピン、中国、台湾に展開している。
オープンして半年余りの店は、とても綺麗。
軽快なジャズのB.G.M.がラーメン店に似合わないようで、結構マッチしている。
エアコンの効きが良いのが嬉しい。
厨房はコンパクト。
必要な物が狭いスペースにぎゅっと詰まっているので、店長は最少の移動でラーメンを作ることができる。
テーブルに置かれた追加の油の中にも、煮干し。
私が注文したのは、”すごい煮干ラーメン”の大盛。
麺の量には、並、中、大と三種類あり、彼女は”すごい煮干ラーメン”の並盛。
トッピングのチャーシューの上には、真っ赤なピリ辛ソース、”海の幸銀だれ”が掛けられている。
20種類以上の煮干をブレンドした、とても濃厚な煮干スープ。
濃厚だが、煮干のスープなので後味に脂濃さが残らない。
麺は、手もみ縮れ中太麺。
麺のもちもちの食感が、濃厚スープに絡んで美味い。
トッピングに、ワンタンの皮か幅広パスタのような麺が乗っている。
これは食感を変化させるために使われている、”いったん麺”なのだそうだ。
これも濃厚スープに良く合う。
刻み葱もトッピングされているが、スープが濃厚なので葱増量にした方が美味しいようだ。
丼の底に何か文字が見える。
何と書いてあるのか見たくて、スープを全て飲んでしまった。
「スープをそんなに飲んじゃ駄目よ」と彼女。
「”我が煮干に一片の悔いなし”と書いてあるよ」と私。
「”塩分過剰摂取に悔いあり”ね」と彼女。
今回も美味い池袋西口ラーメン探訪でした。















