池袋の『メトロポリタン東京』で彼女とまったりワインの続き。
シャンパーニュ、シャルル・エドシックはまだ残っているが、料理に合わせて赤ワインを抜栓。
今夜のワインは彼女のリクエストに応え、ロワールのアルフォンス・メロが造る、サンセール・ルージュ、ラ・ムシエール、2010年。
アルフォンス・メロはサンセールで19代続く名門で、サンセール最大の造り手。
コルクの品質はとても良く、状態も香りも良好。
ラ・ムシエールは、サンセールの丘の最上部にある南西向きの34haの、サンセールで最良の畑。
シレックス土壌から生み出されるソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワールは素晴らしい。
折角ピノ・ノワール用のグラスを持参したのに、グラスに入れたラ・ムシエールの写真を撮り忘れ。
フロ・プレステージュで購入した、サーモンと6種野菜のマリネ。
初めて買ったが、とても美味い。
KALDIで久々に見付けたブー・ドゥ・シュー。
アルザス地方のウォッシュタイプのチーズ。
美味しく大好きなのだが、入荷してもすぐに売り切れてしまうので、最近はなかなか手に入らなくなってしまった。
KALDI特選ハモンセラーノ。
これが美味しいので、2パック購入。
チーズとハモンセラーノとくれば、パンが必要。
ポンパドウルの、ドゥリーブル。
フロ・プレステージュのパテ・ド・カンパーニュ。
前回は間違って温めてしまったので美味しさも今一つだったが、今回はちゃんと冷えた状態で食べることができた。
でも、”ゼリー今だけ1.5倍増量中”と書かれていたが、実際には前回よりも少なく思える。
フロの、ローストビーフとアボカドのサラダ。
美味しそうなので、多めに購入。
アボカドよりブロッコリーの量が多いが、ローストビーフはたっぷり入っていて美味い。
楽しく話ながら食べて飲んでいると、サンセールのラ・ムシエールを飲み干してしまった。
そこで、予備で持ってきていた赤を抜栓。
フレデリック・マニャンの、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール、2013年。
フレデリック・マニャンのワインに初めて出会ったのは、日本橋にあったフレンチで飲んだ、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ。
その素晴らしさに感激し、フレデリック・マニャンが好きになった、
そして決定的だったのは、フレデリックが来日した時にランチをご一緒する機会を得たこと。
私も彼女もフレデリックとの楽しい会話に魅了され、彼の大ファンになってしまった。
今回のワインはスタンダードなブル・ピノ。
それでも充分に美味い。
京華楼で購入した点心三種。
前回初めて買って美味しかったのでリピート。
鉄板餃子、海老ニラ饅頭、そして焼売は海老焼売と蟹焼売があったが、彼女は海老焼売を選択。
従って私の皿にあるのは、蟹焼売。
アジアン・サラダで買った、やわらかロースの黒酢酢豚。
これは安定の美味しさ。
いよいよフロ・プレステージュの鴨のコンフィ。
前回初めて買って美味しかったので、リピート。
これは赤ワインに良く合う。
今夜も良く飲み良く食べた。
食後のデザートは、ヴィタメール。
デパ地下で購入した食べ物は、基本私が幾つものビニールや紙袋を持ってホテルに移動するが、ヴィタメールだけはケーキが壊れないように彼女が持って移動する。
今夜は取り皿を全部使ってしまったので、そのままテーブルに並べる。
彼女のケーキは、フレーズ・ショコラ。
私のケーキは、ショコラ・ノワゼット。
ショコラ・ノワゼットのチョコレート板を食べてしまうと、下にはこんなクリームが盛られている。
お供は、ルームサービスで注文したコーヒー。
ポットで持ってきてもらったので、たっぷりの量がある。
デザートを食べ終えると、彼女がアイスクリームを食べたいというので、食後の散歩を兼ねてコンビニ巡り。
ファミマ、セヴン、ローソンを回り、初めてのアイスクリームを購入。
何と、糖質50%オフなのだそうだ。
このバウムクーヘンは彼女用で、一人で食べてしまった。
今夜はゴディヴァもハーゲンダッツの新作も見当たらなかったのでこれを買ったが、やはり次回は普通のでも良いからハーゲンダッツを買うべきというのが二人の共通見解。
もうお腹はいっぱい。
シャワーを浴びてスッキリすると、部屋の奥まったところにあるベッドに移動し、映画を観ることにする。
ところで話は変わるが、この部屋の自動化設備は、カーテンの自動開閉に加え、トイレの蓋も自動で開閉する。
洗面所に入るだけでセンサーが働き、トイレの蓋が空いてしまう。
困るのは、随分時間が経ってから自動で閉まること。
トイレは真っ暗で誰も居ないのに、すっと物が動く気配がして驚くのだ。
彼女と『メトロポリタン東京』で過ごすまったりワインの夜は、素敵に更けていきました。