ベランダ菜園は、6月末から7月初めに続いた強風で、ミニトマトは枝が折れ、ピーマンと唐辛子は花が飛び散り葉がいっぱい千切れてしまった。
そしてここのところの猛暑で葉が枯れ始め、散々な状況になってしまった。
それでも何とか収穫できそうになった。
これはピーマン。
最初の収穫後、1ヶ月弱時間が空いてしまったが、そろそろ二度目の収穫ができそうだ。
今のところ7つの実が成っている。
あの強風とこの日照りがなければ、もっと鈴生りになっていたと思うと残念だ。
当家のベランダは南向きで陽当たりが良過ぎるのも問題だ。
唐辛子も赤く色付き始めた。
お恥ずかしい話だが、唐辛子の実が上に向いて成るとは知らなかった。
ピーマンと同じように下向きに出来るものと思っていたので、この形に実が付き始めた時には驚いた。
下段の唐辛子はそろそろ収穫し、干して保存することにしよう。
上段の唐辛子が赤くなったら、オリーブオイルに漬けることにしよう。
ということで、こちらが後日収穫した時の写真。
ピーマンの色つやは良好。
収穫が早過ぎたのか、かなり硬い。
ミニトマトは第二陣が収穫期を迎えた。
赤色の第一陣二株は数十個の収穫を終え、実が無くなったと思ったら、再び枝が成長し始め、花がいっぱい咲いている。
黄色の第二陣二株は約1ヶ月遅れで植えた苗で、今からしばらくの間毎日収穫できそうだ。
赤唐辛子は、既に三日間ほど天日干ししている。
僅かながらも、楽しいベランダ菜園の収穫物です。
今夜は、PEDROさんからいただいた日本酒を飲むことに。
以前PEDROさんが蓬莱泉を飲まれている記事を見て、私も飲みたいとコメントを付けたことがある。
何だかお願いしてしまったみたいで申し訳ないが、とても嬉しいプレゼントに感謝。
蓬莱泉、特別純米酒 生原酒 ”可(べし)”。
初めて飲んだ蓬莱泉は、なぎささんから頂いた”空”。
そう言えば日本酒を自分で買うことはほとんど無いので、家で飲む時は何時も頂いたものを飲んでいる。
蓬莱泉を醸しているのは、愛知県の関谷醸造。
この酒は生原酒なので、アルコール度数は17度もある。
精米歩合は55%と、随分磨き込まれている。
エチケットには面白い漢詩が書かれている。
一盃人呑酒 一杯人酒を呑み
三盃酒呑人 三杯酒人を呑む
不知是誰語 知らず是誰の語ぞ
吾輩可書紳 吾輩紳に書すべし
これは江戸時代の文人、菅茶山の漢詩だ。
この最後の”可(べし)”が酒の名前になったということのようだ。
グラスに注いだだけで、米の甘い香りがふわりと漂う。
口当たりは非常に円やかで、米の旨味が前面に出ている。
酸味、苦みは少なく、後味はすっきりと爽やかで、最初の甘みはどこにいったのかと思う位の切れ味。
やはり蓬莱泉は美味い。
麹に使われている米は「夢山水」という銘柄で、愛知農試山間試験場、愛知県食品技術センターと関谷醸造が共同で開発した酒造好適米なのだそうだ。
PEDROさんに感謝の美味い蓬莱泉を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。