6月中旬のこと、彼女と神楽坂で待ち合わせ。
ワインの輸入商社、サザンクロスが開催する”ニュージーランド・ワイン・メッセ”に参加するのだ。
彼女とは神楽坂上のお店で待ち合わせ。
私は神楽坂駅から坂を下って向かう。
彼女は坂下から上ってくるはずだ。
待ち合わせの場所はイタリア食材のお店、『ドルチェ・ヴィータ』。
最近私の記事に頻繁に出てくるお店だ。
先に着いたので、彼女が来るまでは試飲を楽しむ。
待ち合わせ時間になっても彼女は来ない。
試飲ばかりしていると申し訳ないので、シチリアの樽熟成の美味しいワインを三種類、二本ずつ購入。
帰りに受け取りに来るからと、店で預かってもらう。
彼女が到着し、なみなみ白ワインで乾杯。
表面張力いっぱいに、まさになみなみに注いでくれる。
カップを置いたまま口を近づけて少し啜り、それからカップを持ち上げて乾杯。
飲んでいるワインは、シチリアのファツィオが造る、モンテリーモ・ビアンコ、テッレ・シチリアーネ、2016年。
シチリア北西の街、エリーチェで四世代にわたってワイン造りを続ける、ファツィオ家のワイン。
ぶどうは、シャルドネとカタラット。
ワインのお供は、このピッツァの中から選択。
メディテラニアの1/4を温め、二つにカットしてもらう。
空いたお腹にピッツァと白ワインが染み渡る。
時間になったので店を出て、今夜のワイン試飲会の会場に向かう。
『ドルチェ・ヴィータ』から神楽坂上交差点を渡ってすぐのところにある、『ウルトラ・チョップ』が会場。
ニュージーランド・ラムが絶品のお店である。
何時も迎えてくれる少年少女の影絵。
今日はカウンターの椅子が前に並べられているので、彼らも窮屈そう。
ドアには、「ニュージーランド・ワイン・メッセ 2018」のポスターが貼られている。
入場券と引き換えで、軽食プレートが出された。
ラムチョップ、ラムのタタキ、海老とアボカドのタルタル、豚のリエット、マッシュポテト。
白い花のようなのは、スイスのチーズ、テット・ド・モワンヌ。
店内至る所にワインの試飲コーナーが設けられている。
店の入り口に並んでいるのは、インヴィーヴォ、グラハム・ノートン、シャングリラ、ラブブロック、トゥーリバーズ。
奥の部屋に行くと、ヴァンダル。
これは希少なワインで飲んだことが無いので、じっくり味わう。
続いて、ドメーヌ・レワ。
飲んだことのないセントラル・オタゴのシャルドネとピノ・ノワール。
そしてセオリー&プラクティス、クラフトファーム、プリリヒルズ。
これらもレアな美味いワイン達だ。
飲んでばかりでは酔ってしまうので、食べ物も追加。
顔馴染みの篭崎さんに頼んで急いで出してもらう。
これは、海老とアボカドのタルタル。
神楽坂のラムの名店、『ウルトラ・チョップ』で開催された、サザンクロス主催の”ニュージーランド・ワイン・メッセ”の楽しい午後は続きます。