今夜はボストン・オイスター&クラブ、そしてパティスリー&カフェ・デリーモ、東京ミッドタウン日比谷 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

東京ミッドタウン日比谷の『ボストン・オイスター&クラブ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

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飲んでいるワインは、ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィスが造る、ブルゴーニュ・シャルドネ、ラ・ヴィニェ、2015年。

ブシャールは1731年創業の名門で、ブルゴーニュに130haの畑を有する大手ドメーヌ。

その自然な果実味を活かした優しいワイン造りが好きで、以前はブシャールのグラン・クリュばかり飲んでいた時期がある。

今ではブシャールも高くなって飲めなくなった。

 

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柑橘系の爽やかな香り、果実味と酸味、ミネラルのバランスが良い。

これは牡蠣に良く合う。

でもアイスクーラーが無く、保冷材のベルトを巻き付けただけなので温度がどんどん上がってしまい、残念。

 

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6種類のフレッシュ・オイスターを食べ終えると、岩牡蠣を注文。

長崎県の五島列島の岩牡蠣。

身がプリプリで大きく、美味い。

 

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季節野菜のグリル。

見た目ポテトかと思ったが、実は蕪。

蕪が苦手な人も居るので、これは”季節野菜”ではなく、”蕪”のグリルと記載すべきだ。

 

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オイスター&マッシュルーム・アヒージョ。

これは美味しいが、生牡蠣と同時に出されたので、生牡蠣を食べている間に冷めてしまった。

ここでは注文した料理が一度に出されるので、その都度頼んだ方が良いようだ。

 

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牡蠣フライが三個。

二人で注文しているのだから、四個に増やしますかと聞いてもらいたかった。

 

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味は良いが、思ったより小さい。

「ジャックポットの牡蠣フライの方が大きくて美味しいわね」と彼女。

 

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デザートは二種類あったので、両方頼んで二人で半分ずつ食べることに。

ホットアップルパイ、バニラアイス添え。

 

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N.Y.チーズケーキ。

「今夜のメニューで生牡蠣を除けばデザートが一番美味しかったみたい」と彼女は辛口評価。

確かに、席に着いてもメニューを持って来ず、水を頼んでも出てこないので自分で取りに行き、ワインのアイスクーラーが無く、生牡蠣の下に敷かれた氷の量が少ないので食べている間に水になり、二人に牡蠣フライが三個出され、・・・。

開業後三カ月を経て、サービスに今なお改善の余地があり過ぎるディナーだった。

 

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店を出ても、何となく満足感の無い二人。

スイーツを食べようということで意見が一致。

 

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日比谷アーケードにある『パティスリー&カフェ・デリーモ』に向かう。

 

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ここは17時まではカフェだが、17時以降は軽食でワインを楽しむこともできる。

今度はアペロに来てみたいお店だ。

 

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彼女が選んだのは、デリーモ・パンケーキにティラミスのトッピング、チョコレートソース掛け。

パンケーキとは言っても、中にチョコレートクリームが入った柔らかな   チョコレートスフレ。

一口味見をしたが、とても美味しい。

 

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私が選んだのは、利休パフェ。

上から、ショコラルーフ、抹茶アイスと白玉と小豆、ホワイトチョコレートと抹茶クリーム、ショコラアイス、ディアマン・ショコラ、フィヤンティーヌ、50%ショコラソースが層になっているのだそうだ。

 

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チョコレートソースを掛けて食べる。

禁断の美味しさ。

でも、明日はジムでのトレーニングのセット数を増やすことが必要だ。

 

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お供は、コーヒー。

コーヒーにもクッキーが付いている。

食後のデザートを食べた後に、このヴォリューム満点のスイーツなので、クッキーは紙ナプキンに包んでお持ち帰り。

 

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夜風を浴びに外に出ると、空にはストロベリームーン。

肉眼では月の表面の模様まで見えるのだが、スマホではただの光る玉にしか見えない。

 

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望遠にすると、さらにボケてしまった。

彼女と過ごす日比谷の夜は、素敵に更けていきました。