先日のこと、友人が企画してくれた、京橋を散策する会に参加した。
少し早く京橋に着いたので、まずは一人で京橋エドグランを見学。
京橋エドグランは、多くの地権者の権利を調整し、再開発を達成した画期的プロジェクト。
1階では京橋の伝統を守る、夏祭りの準備が進んでいる。
1階の入口にあるのは、『トシ・ヨロイヅカ東京』。
斜め向かい側には、ニュージーランド・ビーフとワインのお店、『ぐりる・てる』がある。
ニュージーランドの店と聞くと、行きたくなる。
地下では出店も出ていて楽しそう。
良いレストランも入っている。
『明治屋ワイン亭』には是非行きたいと思っている、
『焼肉ビストロ 牛印』も、その先の『ヴィッラビアンキ』も良さそうだ。
1階の片側のウィングは、明治屋京橋ビル。
ここだけは歴史ある建物を残している。
ここで、今夜の飲み会に持ち込む日本酒を購入。
エドグランデの地下にはビアレストランの『京橋モルチェ』があり、明治屋の地下には『スナックモルチェ』がある。
集合時間が近付いたので、暑い外を避け、地下通路を通って集合場所に向かう。
向かった先は、国立映画アーカイブ。
日本には国立美術館は6館しかない。
その6番目に生まれたのが、国立映画アーカイブ。
他の5館は、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館、国立新美術館。
日本の映画の歴史が年代ごとに詳しく紹介されている。
懐かしい俳優や女優の写真に感激。
それにしても、何故こんな昔の俳優や映画を知っているのだろうかと自分でも不思議に思う。
父も母も映画が好きだったので、その影響かもしれない。
日本初の国産撮影機。
こんな大きな機械をどうやって運搬していたのだろう。
日本初のカラー撮影機。
だいぶ小型化されている。
今回のお目当ては、国立映画アーカイブ開館記念の「旅する黒澤明」展。
ヴェネチア映画祭の金獅子賞のトロフィーも展示されている。
さすが国立美術館だと思ったら、これはレプリカ。
槙田寿文氏が世界で集めた黒澤映画のポスターが展示されている。
色々な映画のポスターがあるが、「七人の侍」で各国のものを比較すると面白い。
これはドイツ版。
これはポーランド版。
イタリア版。
日本語表記がデザイン的に上手く使われている。
艶めかしい女性の姿が描かれているのがイタリアらしい。
イギリス版。
どことなく中国的。
国立映画アーカイブを出ると、次の目的地に向かう。
東京スクエアガーデンには紫陽花が綺麗に咲いている。
都心のビルの植栽に紫陽花を用いるとは珍しい。
冬には枯れてしまい、植栽にならないからだ。
この紫陽花、素晴らしく立派で、私の身長でも見上げる大きさなのだ。
次の目的地は、警察博物館。
入り口にはパトカーの展示。
そして白バイ。
乗って記念撮影もできる。
赤バイ。
白バイの前は、警察のバイクは赤かったのだそうだ。
各階の展示は面白く、警察OBと思われる来館者で結構混雑していた。
さて、京橋散策を終えると、飲み会の場所に移動。
友人たちと過ごす楽しい午後の続きは、また明日。