梅雨を呼ぶ花々、そして今夜のお家ワイン、シャトー・トゥール・サン・ボネ、メドック | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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ウォーキングの途中、綺麗な紫の花を見付けた。

よく見ると、ムラサキツユクサ。

 

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雨の降らない日が続いているが、もうムラサキツユクサの季節。

この花は、やはり梅雨に似合う花だ。

 

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立葵も咲き始めている。

この写真は、二週間前のもの。

 

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立葵の花が咲き始めると梅雨が始まると言われている。

大きく綺麗な花で、まるで和紙で作られたような感じだ。

 

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この立葵は日当たりの良い場所にある。

三日前の撮影だが、もうほとんど最上部まで開花している。

立葵の花が最上部まで咲くと梅雨が明けると言われているが、まだ梅雨が始まる前に最上部まで開花しそうだ。

 

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太陽に向かって思いっきり手を広げているような、自由奔放な雰囲気の花だ。

立葵の花言葉は、”大望”、”野心”、”豊かな実り”、そして”気高く威厳に満ちた美”。

 

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白い立葵も咲いている。

この花ももうすぐ最上部まで開花しそうだ。

 

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赤やピンクも綺麗だが、白は無垢の美しさを持っている。

英語名は、ホーリーホック、聖地の花。

 

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そして梅雨と言えば、紫陽花。

一週間前は花が開き始めていた。

 

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そして今朝は、もうこんなに咲いてしまった。

 

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同じ株なのだが、南側と北側でこんなに花の色が違っている。

花を見る限り、梅雨入りが近そうだ。

 

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今夜はボルドー、メドックの赤を抜栓。

シャトー・トゥール・サン・ボネ、クリュ・ブルジョワ、2012年。

 

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シャトー・トゥール・サン・ボネがあるのは、ポイヤック村から北西20kmほどの、ジロンド川の河口付近にあるサン・クリストリ村。

砂利質土壌なのだそうだ。

 

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実はこのワイン、ロバート・パーカー氏が高く評価している。

クリュ・ブルジョワの中でも秀逸なのだそうだ。

 

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コルクの状態は良く、シャトーの名前とA.O.C.、そしてヴィンテージが印字されている。

 

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色合いは濃いルビー色。

ブラックベリーやラズベリーの香り。

口に含むと、強いタンニンに驚かされる。

カシスやプルーン、木樽のニュアンス。

まだまだ熟成のポテンシャルを持っている。

 

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セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロー45%、マルベック5%、プティ・ヴェルド5%。

熟成はバリックではなく、果実味を残すために大樽(フードル)で行われている。

やはりメドックのクリュ・ブルジョワは美味い。

良質のボルドーを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。