東京ミッドタウン日比谷の『ボストン・オイスター&クラブ』で茶目子さんとのランチの続き。
ヴェネトのピノ・グリージョのボトルを飲み干すと、少し赤ワインも飲みたくなった。
そこでカリフォルニアのシー・リッジ、ピノ・ノワール、2015年をグラスで注文。
造り手は、全米最大のぶどう畑を保有するブロンコ・ワイン・カンパニーで、その保有畑の面積は1万haを超える。
このワインは、ブロンコがチャールズ・ショーという大手スーパー向けに造るワイン・シリーズの上級キュヴェ。
ストロベリーやラズベリーの香り。
口に含むと、プルーンやスミレ、薔薇や黒い土のニュアンス。
タンニンや酸はあまり強くない。
コスパ・ワインだが充分に美味い。
ぶどうは、ピノ・ノワールにプティ・シラーとマルベックがブレンドされている。
フレッシュ・オイスター、フライド・オイスターを食べた後の〆は、スパゲッティ、オイスター・ペペロンチーノ。
ここのランチメニューの全てに牡蠣が入っている。
結構なヴォリュームで、二人に分けてもこんなに量がある。
ピノ・ノワールを飲みながら食べる牡蠣のパスタは美味い。
しっかり食べしっかり飲んだあとは、東京ミッドタウン日比谷の中を散策。
地下のフードホールから1階、2階、3階へと上り、色々なお店をチェック。
目の前には日比谷公園の緑が広がる。
空は雨模様。
皇居のお堀の水も鉛色に見える。
6階のパーク・ヴュー・ガーデン。
GINZA SIXに較べれば、ここの屋上ガーデンはとても狭い。
奧にあるのは、フレンチ・イタリアンのレストラン、『ドローイング ハウス・オブ・ヒビヤ』。
3階の『ヒビヤ・セントラル・マーケット』には『理容ヒビヤ』がある。
昭和レトロのお店だが、女性専用の美容メニューが揃っているのが日比谷らしい。
同じく『ヒビヤ・セントラル・マーケット』の中にある居酒屋、『一角』。
ランチの時間が終わり、フードメニューは無いがお酒は飲めるとのことで、ちょっと一息入れることに。
6人用の窓際の掘りごたつ席を二人で占有。
窓の外を見下ろすと、日比谷仲通り。
通行人は傘をさしている。
二人とも同じ飲み物を選択。
電気ブランサワー。
物珍しくて注文。
微かに電気ブランの味はするが、やはり電気ブランは『神谷バー』でストレートで飲むのが美味い。
さて、時間になったので、4階のTOHOシネマズ日比谷に向かう。
『TOHOシネマズ・シャンテ』の前に置かれていたゴジラ像が、ここに来ている。
シャンテ前には、代わりにシンゴジラの大きな像が出来ている。
TOHOのシンボルマークを持つミニオンの像もある。
ブランドニューの映画館はとても綺麗で、ロビーも広々としている。
まだお腹はいっぱいだが、映画にポップコーンは欠かせない。
たっぷりのキャラメル味のポップコーンと、ホットコーヒーを持ってスクリーン1へ。
発売開始と同時にネットでチケットを買ったので、中央の良い席を確保できている。
映画は、封切されたばかりの「ピーターラビット」。
ソニー・コロンビアの映画ではあるが、ロイヤルウエディングの直後なので、イギリスを舞台にした映画は時宜を得ている。
男性の眼には全く可愛くなく、恋の邪魔をするラビットたちだが、実に表情は豊かで動きも自然。
ビア役は、メアリー・ローズ・バーン。
内容は決して子供向けではなく、大人が楽しむことが出来るお伽噺だ。
新しいスクリーンで「ピーターラビット」を楽しんだ、東京ミッドタウン日比谷での楽しい午後でした。