塩尻ワイナリーフェスタ、2018 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

5月19日のこと、今年も「塩尻ワイナリーフェスタ」に参加。

チケットの発売開始後、瞬時に販売終了となってしまう超人気のフェスタだ。

朝7時新宿発のスーパーあずさ1号で塩尻に向かう。

ご一緒するのは、chinatsuさんとPEDROさん。

 

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スーパーあずさが発車すると、早速泡を抜栓。

まだ午前7時ちょっと過ぎ、ポンという抜栓音に他の席の皆さんが驚いてこちらに目を向ける。

でも、朝のスパークリングは美味い。

 

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私が持ち込んだスパークリングは、ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2014年。

私のブログに頻繁に登場する、大好きなクレマンだ。

 

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朝食は、chinatsuさんとPEDROさんが用意してくれた。

chinatsuさんの蕎麦鮨もキャロットラペもホタテのチーズ焼きもポテサラも美味しい。

キャロットラペにはクミンシードが入っている。

この蕎麦鮨は、しづちゃんのレシピなのだそうだ。

 

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これもchinatsuさんの野菜のチーズ焼き。

クレマンがどんどん進む。

 

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これはPEDROさんのオリーブ。

味付けが素晴らしい。

詳しく説明を聞いたが、飲んだ後には記憶から全て流れ去ってしまった。

PEDROさん、ごめんなさい。

 

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これもPEDROさんの茹で豚。

下には、ルッコラ。

シンプルに塩で食べると美味。

 

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使っているのはサル・デ・イビザ、スペイン、イビザ島の海塩。

ミネラル感が素晴らしく、塩だけ食べても美味い。

 

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二本目も私が持ち込んだ白。

お二人に食べてもらえるほどの料理の腕が無いので、せめてワインで貢献。

ルイ・ラトゥール、アルディッシュ、シャルドネ、2015年。

良く冷やし保冷材を詰めて持ってきたので温度もよく、美味い。

 

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飲んでばかりいると酔ってしまうので、PEDROさんお手製のサンドイッチもお腹に入れる。

 

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〆はPEDROさんお得意のカレー。

 

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濃厚な牛筋カレー。

 

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エスニックな・・・、何かのカレー。

朝カレーは脳の活性化に良い。

でも朝から飲んでいると、記憶力は極度に低下。

 

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付け合わせもユニークで美味い。

 

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食後は、PEDROさんからの素晴らしいワイン。

塩尻の一番新しいワイナリー、いにしえの里葡萄酒の、ナイアガラ、ほのか、2017年。

2017年はファースト・ヴィンテージ。

 

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上品なぶどうの自然な甘みが素晴らしい。

城戸さんの友人が始めたワイナリーで、昨年のフェスタでもKidoワイナリーの庭にブースを設けていたことを思い出す。

 

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いよいよ塩尻に到着。

駅にはフェスタの大きな垂れ幕。

列車から吐き出された多くの人が、速足で会場に向かう。

 

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早朝に家を出た時には、まだ雨が降っていた。

塩尻に着くと、こんな青空。

しづちゃんのテルテル坊主が効いたようだ。

この白いテントが受付会場。

その右奥には駅前広場ワインステーションが広がる。

 

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チケットと引き換えに、この大きな袋が渡される。

 

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袋の中には、フェスタの案内パンフレット。

10か所の参加ワイナリーが紹介されている。

アルプスワイン、井筒ワイン、Kidoワイナリー、サントリー塩尻ワイナリー、サンサンワイナリー、JA塩尻市ワイナリー、信濃ワイン、シャトー・メルシャン、林農園(五一ワイン)、塩尻志学館高等学校の10ヶ所。

 

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このワッペンを付けていると、ワイナリーを巡る無料バスを利用でき、各ワイナリーで無料試飲を楽しむことができる。

 

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そしてこの袋を首からぶら下げる。

 

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袋の中には、この無料試飲用のグラスを入れて持ち歩くのだ。

 

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このグラスは毎年色が変わる。

グラスに漆で着色した珍しいワイングラスなのだ。

 

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急いでタクシーに乗って向かったのは、Kidoワイナリー。

残念ながら、Kidoワイナリーは無料バスルートから外れている。

 

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ワイナリー前には、長蛇の列。

ここだけは有料試飲しかないが、入手困難なKidoワインを飲むことができるので、大人気なのだ。

ワイナリーのシンボルの白樺の樹は、今年は一層大きく成長している。

 

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白樺の木陰にレジャーシートを敷き場所を確保すると、列に並ぶ。

PEDROさんとchinatsuさんに順番待ちをお願いし、私はちゃっかり畑のぶどうの新芽を撮影。

 

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今回の有料試飲は三種類。

しづちゃんに挨拶し、ワインを注いでもらう。

一番忙しい時間に来てしまったので、ゆっくり話す暇もない。

 

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プライベート・リザーヴ、ピノ・グリ、2016年。

プライベート・リザーヴ、シャルドネ、2016年。

プライベート・リザーヴ、キュヴェ・アカリ、2014年。

抽選販売でしか購入できない素晴らしいワインを飲むことが出来、幸せ。

 

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白樺の木陰で乾杯。

最初は、ピノ・グリ。

豊かな果実味を持ち、2016年とは思えない素晴らしい熟成感。

良いぶどうを用い、丁寧に発酵、熟成された上質のピノ・グリだ。

 

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おつまみは、私が持参したチーズ。

モッツアレラとミニトマト、ブリー、オリーブのクリームチーズとポルチーニのクリームチーズ。

 

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上を見上げると、白樺の新緑が美しい。

ここで、Mr.vinさんが到着。

 

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4人で乾杯。

シャルドネは樽の効きが素晴らしく、重厚な果実味と熟成感を持つ。

キュヴェ・アカリは、ぶどうの果実味と繊細なタンニンを持つ、上品な仕上がり。

キュヴェ・アカリのぶどうは、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン。

 

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Kidoワイナリーの庭には、いにしえの里葡萄酒のテントもある。

今回試飲できるのは、ファースト・ヴィンテージのメルロー、乾坤一擲、2017年。

 

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さっそく試飲。

半年前に購入し飲まれたvinさんによると、半年の熟成を経てバランスが良くなったとのこと。

将来が楽しみな新しいワイナリーだ。

「塩尻ワイナリーフェスタ」の楽しい一日は続きます。