今夜のお家日本酒、Takachiyo IPPON-OMACHI JUNMAI GINJYO 59 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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今夜は、poohcoco-papaさんにいただいた素晴らしい日本酒を開栓。

新潟県南魚沼市の高千代酒造が醸す、Takachiyo IPPON-OMACHI JYUNMAI GINJYO 59 CHAPTER Ⅷ。

英文表記のTakachiyoは、精米歩合59%の純米吟醸酒で、米の違いを楽しむシリーズ。

 

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日本酒の場合、醸造年度で表記されるので、29BYとなるところだが、この酒はワインと同じく西暦のヴィンテージ表記となっている。

 

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一本〆と雄町を用いたこの酒は、CHAPTER VIII。

となると、他のCHAPTERの使用米が気になるところ。

調べてみると、Ⅰが一本〆、Ⅱが愛山、Ⅲが愛山と雄町、Ⅳが華吹雪、Ⅴが森のくまさん、Ⅵが美山錦、Ⅶが雄町、そしてⅩが愛山と一本〆。

Ⅸが見付からないのだが、もう一種類、番外の山田錦、38%磨きが出されている。

Ⅸについてご存知の方がいらっしゃいましたら、お教えください。

 

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ラベルの横には、製造データ。

精米歩合は、59%の扁平精米。

原料米は、雄町22.5%、一本〆77.5%。

アルコール度数は、16%。

使用酵母は、協会1801。

協会1801号酵母は、吟醸酒造りに最も多く使われている酵母で、末尾の01は発酵過程で泡を生成しない酵母であることを示している。

 

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同じ内容が英文でも記載されている。

外国人客を意識した酒のようだ。

低温殺菌されていないので、冷蔵保管し、開栓後は速やかに飲むこと。

ノンフィルターなので少し白濁しているが品質には影響が無い、と説明書きされている。

 

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日本酒について学んだことが無く、飲む機会も多くないのでテイスティング・ノートを記すことなどできないので、感想のみ記すことに。

炭素濾過処理をしていないので、少し白濁している。

素晴らしい甘い果実香。

 

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口に含むと、米の旨味が口中に広がる。

それでいて後味に甘さは残らず、切れの良い辛口の余韻。

ありきたりの表現だが、これは美味い。

雄町は岡山県産、一本〆は魚沼産を使用しているそうだ。

ところで、高千代酒造さんはアメブロにアカウントを持たれていて、私も読者登録をしているが、久しく記事の更新が無い。

忙しくて放置されているのだろうか。

poohcoco-papaさん、素晴らしい日本酒をありがとうございました。

美味いゴクタカ(59 Takachiyo)を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。