先月下旬のこと、彼女と銀座のお店で待ち合わせ。
ルイ・ヴィトンの前で銀座通りを渡り、マロニエ通りに入る。
ルイ・ヴィトンの新しいディスプレイはエジプト風。
ルイ・ヴィトンの文字の上にはスフィンクスの顔。
ショウウインドウには二階まで突き抜けるオベリスク。
目的のお店は、ZOE銀座の8階と最上階の9階の二つのフロアーを占めている。
銀座のイタリアンの名店、『アルジェン トASO』が改名し、『アルジェント ASAMI』として3月に再オープンした。
8階でエレベーターを降りると、真新しい『アルジェント ASAMI』のプレートが迎えてくれる。
日本を代表するイタリアンのシェフ、阿曽達治氏の下で『リストランテ ASO』で10年間修業を積み、『アルジェントASO』の総料理長を3年間務めた浅見淳氏の名を冠した店になったのだ。
そこで、彼女と共に新しいお店を訪問することにした。
待ち合わせ時間より少し早めに到着し、ウェイティング・バーで一休み。
ウェイティング・バーも雰囲気が変わり、周りには素敵な個室が設けられている。
程なく彼女が到着。
顔見知りの女性スタッフに案内され、内階段で9階のダイニング・ルームに進む。
この階段はぐるぐると曲がりくねり、幻想的な照明となっている。
素面の上りは良いが、たっぷりワインを飲んだあとの下りは要注意だ。
メインダイニングでは、部屋の奥のテーブルに案内される。
先客が何組かいらっしゃるので、部屋全体の撮影は断念。
壁に新たに何枚かの絵が掛けられている。
私達のテーブルの隣にはグランドピアノ。
このテーブルが落ち着いて食事を出来るので好きだ。
テーブルには、今夜のメニューがセットされている。
どんな料理に出会えるか楽しみだ。
飾り皿も新しくなっている。
カトラリーも全て新調されている。
クリストフルだ。
篠﨑支配人が挨拶にテーブルに来てくれた。
新装開店のお祝いを述べ、新しい店のコンセプト等を伺う。
歓迎のシャンパーニュは、ドゥラモット、ブリュット、プア・ヒラマツ。
サロンの姉妹メゾンとしても有名なドゥラモットが、『ひらまつ』のために造るスペシャル・キュヴェ。
何時も飲んでいるシャンパーニュだが、何度飲んでも美味い。
セパージュはシャルドネ50%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ20%。
シャルドネは、コート・デ・ブランのグラン・クリュのぶどうが使われているという贅沢なシャンパーニュだ。
シャンパーニュのお供のプティ・サレ。
軽く燻製をかけたフランス産鴨のローストと、グリッシーニ。
ぶどうの新芽が添えられている。
新装開店した『アルジェント ASAMI』での素敵な夜の始まりです。