”ひらまつ蔵出しプレミアム・ワインの会”を開催した。
場所は、何時ものフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座』。
会の前に丸ビルで用事を済ませ、丸の内仲通りを歩いて有楽町に向かう。
土曜日なので、ホコ天になっている。
のどかな午後、ストリートミュージシャンの演奏に聴き入るのも良いものだ。
ホワイトタイガーも生演奏が気に入っている様子。
三沢厚彦氏の作品、Animal2012-01B。
誰の作品か、一目瞭然。
草間彌生氏の、われは南瓜 2013。
丸の内パークビルのブリックスクエアまで来た。
緑豊かな憩いの場だ。
三菱一号館美術館と丸の内パークビルに囲まれた中庭なので、そこかしこに美術品が展示されている。
ブリックスクエアの一番端には『マルゴ丸の内』。
以前、新宿東口の『マルゴ』では煙草の煙でひどい目に遭い、怒って席を立ったが、ここのお店は好きだ。
東京フォーラムに着くころには、陽が陰ってきた。
この直線と曲線を上手く組み合わせた造形が好きだ。
今日は『シェイクシャック』三号店の前にも長い行列が出来ている。
ようやくマロニエゲート1の『ブラッセリー ポール・ボキューズ銀座』に到着。
ここでのワイン会は何時もは夜の開催なので、個室を利用している。
今日はまだ明るい時間の開催なので、陽が落ちて銀座の街に灯りが点り始める様子を眺めることができるように、窓際のテーブルをシェードで仕切って場所をセッティング。
今夜のメンバーは、うっかり姫さん、鬼瓦権造さん、しづちゃん、taiyakiさん、poohcoco-papaさん、mayuさん、ミクリンさん、そして私。
何時もは女性が多いのだが、今夜は女性4人、男性4人とバランスが取れている。
ひらまつのセラーから私が選んだワインを楽しむ会は、2月に続いて二度目。
今回は少し高級なワインをラインナップし、星野料理長にワインに合わせた特別コースを考えてもらった。
折角なので、ワインの説明用に産地地図の資料を準備。
最初のワインは、ヴーヴ・アンバルが造るクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ロゼ、NM。
私のブログに度々登場するワインである。
ヴーヴ・アンバルはクレマン・ド・ブルゴーニュの40%のシェアーを持つトップ・メゾン。
ブルゴーニュ各地に240haの自社畑を保有している。
勢いのある泡立ち。
フランボワーズ、ラズベリー、ストロベリーの香り。
甘い果実味を持ちながら、後味に甘みを残さない綺麗な辛口。
ぶどうは、ピノ・ノワールとガメイ。
最初は星野料理長からのプレゼントの、プティ・サレ。
オリーブのサブレ。
3月から新しくなったバゲット。
鶏のリエットとE.V.オリーブオイル。
このリエットが美味しく、バゲットがどんどん進んでしまう。
二種類目、三本目と四本目のワインは、ボルドー、ソーテルヌの白。
クロ・デ・リュンヌ、キュヴェ・リュンヌ・ダルジャン、2012年。
グラーヴのトップ・シャトー、ドメーヌ・ド・シュヴァリエのベルナール家がソーテルヌで造る辛口の白。
リュンヌ・ダルジャンとは、銀色の月という意味。
この2012年がファースト・ヴィンテージである。
ここで、セパージュ当てゲームを実施。
使用ぶどうはセミヨンとソーヴィニョン・ブランであることを告げたうえで、その比率を当てるというゲーム。
正解は、セミヨン70%、ソーヴィニョン・ブラン30%。
ソーヴィニョン・ブランの香りが前面にでているので、ちょっと難しい出題。
でも、ドンピシャで当てた方がいて驚く。
勝者は、うっかり姫さん。
リュンヌ・ダルジャンに合わせる料理は、フランス産ホワイトアスパラガス、ソースオランデーズ。
この季節のホワイトアスパラガスは本当に美味しく、白ワインとの相性も抜群。
上にかかっているのは、パプリカのパウダー。
友人たちと過ごす、楽しい銀座の夜は続きます。