代官山の一軒家フレンチ、『マダム・トキ』で彼女と過ごす素敵なランチの続き。
ミュスカデ、シャサーニュ・モンラッシェを飲んだあとは、赤ワインをボトルで注文。
シャンタル・レスキュール・セレクション、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール、2015年。
シャンタル・レスキュールはニュイ・サン・ジョルジュに本拠地を置くドメーヌ。
このワインは日本向けに造られた特別なキュヴェで、2015年は当たり年。
ストロベリーやフランボワーズなどのベリー系の香り。
フレッシュな果実味、活き活きとした酸を持ち、タンニンは円やか。
綺麗なバランスのピノ・ノワールだ。
ぶどう栽培はビオロジック。
オークの樽で10カ月間熟成させ、リリースされている。
コルクの状態も香りも良好。
九州産鰆のオーブン焼き、富山県産ホタルイカとソ-スベアルネーズ。
鰆がとても肉厚。
香ばしく焼かれた鰆と、ソースベアルネーズ、ハーブのソースとの相性が良く美味い。
生のホタルイカを焼き上げている。
黄色い野菜は、フランス・リール産のピサンリ。
遮光栽培された、食用タンポポだ。
フィンガーボールが届く。
これが古き良きフレンチ。
ここでは魚料理と肉料理はクロッシュで覆われて出される。
これも古き良きフレンチ。
支配人とソムリエの二人が、同時に二つのクロッシュをさっと持ち上げる。
まさに、”ショー・タイム”だ。
うずらのグリエ、ハチミツとタイムの香り、春のお野菜とパンデピスのジュ。
うずらは二人が好きな食材。
「メインがうずらだなんて、今日は幸せだね」と、私。
「今日もでしょ。今日も素敵なランチをありがとう」と、彼女。
2015年なので澱は無いと思ったが、最後にはこんなに多くの澱が出たので驚いた。
ホールマークが薄くなっているので見えにくいが、カトラリーはア・シモン。
パリ、モンマルトルにある有名な料理道具専門店の製品。
いよいよワゴン・デセールの時間。
ワゴンには乗り切らないので、テーブルの上にもどんどん置かれる。
今日は満席だったので、このデセールのセットを二組用意したそうだ。
おや、プリンは誰も選んでいないようだ。
イチゴのタルトは季節のスイーツ。
これは選びたい。
チェリーのケーキも美味しそうだ。
向こう側のワゴンの上のケーキは何なのか説明を受けたが忘れてしまった。
私が選んだのは、この9種類。
一切れが結構大きいので、食べきることができるかちょっと心配。
でも、難なく食べてしまった。
やはりデセールは別腹だ。
お供はコーヒー。
深煎りの濃いコーヒーが美味い。
シュガーポットとミルクポットもデザインが好きだ。
特にシュガーポットは銀の林檎で美しい。
ミニャルディーズが届く。
ミントのギモーヴ、生キャラメル、ドラジェ。
今日もゆっくり楽しみながら食事をしたので、気が付くと最後の客になっていた。
ここの化粧室は趣がある。
決して豪華ではないが、洒落ているのだ。
個室の壁の高さは低く、私の身長だと頭半分が壁の上に出てしまう。
コートフックにはクラシックな車の絵。
トイレットペーパー・ホルダーは陶器製。
以前、箱根の『オーベルジュ・オー・ミラドー』の化粧室がここに似ていると彼女が話したところ、一ノ瀬支配人曰く、勝又シェフ(オー・ミラドーのオーナー)はここによく来られていたので、ここをイメージして造られたのかもしれませんね、とのことだった。
『オーベルジュ・オー・ミラドー』は1986年開業で、ここは1978年開業なので、時系列的には合っている話だ。
外に出ると、支配人以下数人が見送りに出てくれた。
「今年はとても早く藤が咲きました。早いのは桜だけではありませんね」とのこと。
皆さんに今日の礼を述べ、店をあとにする。
お腹がいっぱいなので、渋谷方面に散策することに。
旧山手通りを歩き、鳳鳴館に至る。
この写真を撮っていると、何とPEDROさんが旧山手通りを通って私を見付けたとのこと。
すぐ後に、「ユキさん、代官山に居ました?」とのメッセージがSMSで届いて驚いた。
代官山から鉢山を抜け、裏渋を散策。
そのまま奧渋を抜ける。
彼女が好きそうなお店を見付けた。
20%~70%OFFの表示に惹かれ、入店。
『フォルトゥーナ』は、イタリアの洋服や小物のセレクトショップ。
何着か試着し、イタリア製の素敵なドレスを購入。
到着したばかりの新作だったので、残念ながら割引適用外。
彼女はこのお店が気に入ったようだ。
さらに歩を進め、代々木公園に至る。
曇っていた空も晴れてきた。
公園内にはテントが並び、多くの人で賑わっている。
何かのフェスタが開催されているようだ。
彼女と過ごす、代官山、渋谷、原宿の楽しい午後でした。


































