「レッド・スパロー」の鑑賞を終えた後は、軽く一杯飲んで帰ることに。
彼女と向かったのは、『マルゴ・ファイヴ』。
『マルゴ』は新宿三丁目が発祥の地。
この新宿駅東口店は、『マルゴ』グループの中では大型店舗。
丸の内のブリックスクエアにある店には行ったことがあるが、新宿は滅多に来ない街なので、この店は初めて。
禁煙か喫煙か聞かれたので、禁煙と答えると二階に案内された。
ワインボトルで作られたシャンデリアがなかなか綺麗だ。
大きなセラーには、ワインがぎっしり。
でも保管されているワインは、丸の内店に較べると普通のものが多い。
丸の内店では、ブルゴーニュの銘醸ワインやボルドーの五大シャトーが揃っている。
スパークリング・ワインをグラスで注文。
ラングロワ・シャトーが造る、クレマン・ド・ロワール。
1885年創業の名門メゾンで、今はボランジェの傘下に入っている。
酸とミネラルを持つ、綺麗な辛口。
主要品種はシュナン・ブラン。
瓶内熟成期間は24ヶ月と長く、ぶどう栽培はリュット・レゾネ。
お腹は空いていないので、軽いおつまみを注文。
タコとセロリのマリネ。
二杯目のグラスは、イタリア、エミリア・ロマーニャ州のフォンド・サン・ジュゼッペが造る、ルンディネーラ、2014年。
このワイナリーのオーナーは、長年アンジェロ・ガヤを補佐してきた人物。
濃い黄金色。
完熟リンゴやパイナップルの香り。
強い熟成感とミネラル。
ぶどうはマルサンヌで、栽培はビオロジック。
セル・シュル・シェール。
フランス、オーベルニュ地方の山羊のフロマージュ。
造り手によって味の良し悪しが出るセル・シュル・シェールだが、これは美味い。
マンステール。
フランス、アルザス地方の牛乳から作られたウォッシュタイプのフロマージュ。
もう少し熟成が進んだ、クリーミーで香りが強い方が好きだ。
三杯目のグラスは、今日のスペシャル、一番高価なワインを選んだ。
ドメーヌ・ド・ベレーヌ、サン・ロマン、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2015年。
ドメーヌ・ド・ベレーヌは、ニコラ・ポテルが2008年にメゾン・ニコラ・ポテルを去り、新たに設立したドメーヌである。
ボトルの写真を撮るのに苦労した。
ボトルを見せるように頼んでも、持ってこないのだ。
丸の内店では言わなくてもボトルも一緒に持ってきてくれるが、ここの従業員はそんな教育はされていないようだ。
レモン、グレープフルーツの爽やかな香り。
綺麗な酸とミネラル。
上質のブルゴーニュのシャルドネだ。
ここで大問題が発生。
禁煙席のはずなのに、小さなサービスカウンターを挟んだ隣のテーブルに座った男性二人が、煙草を吸いだしたのだ。
すぐにスタッフを呼ぶ。
「何故禁煙席でタバコを吸っているのか」
「禁煙席はこちらの隅だけで、お隣からは喫煙席です」
ワインを売りにしているお店でタバコに関してこの程度の認識しかないとは、呆れてしまった。
「すぐに店長を呼びなさい」
店長と思しき男性に厳しく問題を指摘し、毅然と席を立ち店を出る。
新宿店は単なる洋風居酒屋で、丸の内店のようにワイン・ラヴァーが集まる店ではないようだ。
「ひどいお店ね」と、私よりも憤りが収まらない彼女をなだめるため、バスキン・ロビンズ・サーティワンに入店。
今日は31日なので、ダブルが31%オフなのだ。
そのためカウンターの前にはロープが張られ、長い列が出来ている。
彼女はレギュラーダブルをワッフルコーンで。
ジャモカアーモンドファッジと、クッキーアンドクリーム。
私はスモールダブルをワッフルコーンで。
ラムレーズンと、ナッティソルテッドキャラメル。
アイスクリームを食べながら、新宿三丁目まで散策。
トラブルもあったけど、彼女と過ごす池袋と新宿の楽しい一日でした。















