「梅は咲いたか桜はまだかいな」という端唄があるが、今年は桜はあっという間に散ってしまったが、梅はまだ咲いている。
朝のウォーキングをしていて、一つの樹で、紅梅白梅の両方の花を付けている樹を見付けた。
こちらは赤い花。
そして白い花。
一部の花は赤と白のコンビになっている。
単色ピンクの花もある。
これは綺麗な梅の花だ。
別の梅の木は、赤と白というより、赤から白までのグラデーションになっている。
ソメイヨシノは散ってしまっても、八重桜は今が盛り。
白くムクムク真ん丸な花が可愛い。
こちらの花はピンク色。
ソメイヨシノの葉は緑色だが、この八重桜の葉は赤身がかったオレンジ色。
おや、この花は何なのだろう。
とても清楚で美しい。
木蓮の花も開き始めた。
この花の名前も何なのだろう。
タンクトップさん、教えてください!
これはレンギョウの花。
この花も桜より前に咲く花のはず。
韓国ではケナリ(チョウセンレンギョウ)という名前で、3月下旬に山が黄色に染まるほど植えられている。
ソウル、汝矣島の漢江沿いにはまずケナリが美しく咲き、4月になると桜が見事だ。
躑躅の花も咲いている。
日本の躑躅の花は桜のあとだが、韓国ではレンギョウと同じ時期、桜の前にチンダルレ(カラムラサキツツジ)の紫が山を覆って綺麗だ。
紫の躑躅も華やかだ。
色はチンダルレに似ているが、葉が花と同時に出ているので別の種類のようだ。
H!meさんが汝矣島の記事を書かれていたので、思わず汝矣島のレンギョウ、チンダルレ、桜の話を書いてしまった。
今夜は気軽なイタリアの白を抜栓。
ウマニ・ロンキが造る、ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコ、2016年。
ウマニ・ロンキは、マルケ州を代表する造り手。
スーパー・マルケと呼ばれる高級品から、手軽なコスパ・ワインまで幅広く生産するカンティーナである。
ウマニ・ロンキのシンボル・マークは、シューティングスター(彗星)。
コルクにもシンボル・マークの星の部分が隙間なく刻印されている。
色合いは結構濃い透明感のある黄金色。
グレープフルーツやレモンの爽やかな香り。
口に含むとふくよかな果実味と、活き活きとしたミネラル。
このボトルの形は古代ギリシャの壺、アンフォラを模したもの。
マルケのヴェルディッキオはこのボトルで有名となり、私も若い頃は随分お世話になったワインだ。
イタリアの良質なワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。