池袋の『メトロポリタン東京』で彼女と過ごすまったりワインの夕べの続き。
シャンパーニュはまだ少し残っているが、彼女が赤ワインも飲みたいというので、ブルゴーニュのピノ・ノワールを抜栓。
ドメーヌ・デュ・シャトー・ド・ムルソーが造る、サヴィニー・レ・ボーヌ、プルミエ・クリュ、レ・プイエ、2010年。
シャトー・ド・ムルソーは、コート・ド・ボーヌの各アペラシオンに合わせて60haの畑を所有し、地下セラーに70万本のボトルと数千の樽を保管する、大規模なドメーヌ。
長い歴史を誇る名門である。
コルクの長さも品質も充分。
香りも良い。
「美味しい。サヴィニーは狙い目ね」と彼女。
「君はニュイの方が好きだけど、サヴィニーはボーヌ北部でニュイに近いからね」と私。
そう言えば、前回まったりワインで飲んだのもボーヌ北部のペルナン・ヴェルジュレスだった。
赤ワインにはフロマージュ。
カルディで買った、ブー・ドゥ・シュー。
アルザス地方で造られる、ウォッシュタイプのクリーミーなフロマージュである。
プロシュートは写真を撮る間もなく彼女が開封して食べてしまったが、ハモンセラーノはしっかり撮影。
このハモンセラーノは、最近の彼女のお気に入り。
ポンパドールで買ったドゥリーブルに、ブー・ドゥ・シューとハモンセラーノをのせて食べる。
美味しいし、ピノに良く合う。
アジアン・サラダで買った、柔らかロースの黒酢酢豚。
これもアジアン・サラダの、ソフトシェルクラブの卵カレーソース。
ソフトシェルクラブはとても大きく、取り皿に盛るとその大きさがよくわかる。
今夜は他に料理を色々買ったので、柿安ダイニングのローストビーフは控え目。
それでも大きなスライスが4切れ入っている。
ナトスで買ったほうれん草とチーズのキッシュと盛り合わせ。
ピノ・ノワールに良く合って美味い。
ナトスで買った、ハンバーグおろしソース。
今宵も食べ過ぎのようで、もうお腹いっぱい。
窓の外は夕暮れを迎え、ビルの窓に夕日が反射して美しい。
『メトロポリタン東京』で彼女と過ごす、まったりワインの夕べは続きます。