三月下旬の早朝、車を飛ばし、久し振りに海浜公園の防風林の中に作られた遊歩道を訪れた。
公園管理者の手入れが良く、遊歩道には松葉が敷き詰められている。
それでも枯れ枝や松ぼっくりが落ちるので、今日もウォーキングをしながら遊歩道を綺麗に掃除。
”割れ窓理論”の実践は効果がある。
7キロほどのウォーキングのあと、鴨の飛来池を見に行った。
水面を漂うのはユリカモメだけで、既に鴨は居ない。
二週間前に訪問した時は数つがいの鴨が残っていたが、北の国に旅立ったようだ。
ウォーキングを続けると、池の隅にひとつがいの鴨を見付けた。
雄も雌もじっとしたままで動かない。
生きているのかと心配になる。
少し動いたのでほっとしたが、二羽とも首をたたんだままで元気がない。
特に雄の動きが悪く、雌が気遣っているようにも見える。
雄の体調が悪く、仲間の渡りに付いていけなかったのだろうか。
日本に留まる鴨も居るようだが、このつがいはどうするのだろう。
できれば1~2週間後にまた観に来ようと思う。
今夜は最強のコスパ・ワインを抜栓。
チリのコンチャグア・ヴァレーでビニャードス・エラスリス・オバリエが造る、バルコ・ヴィエホ、カベルネ・ソーヴィニヨン、2016年。
エラスリス・オバリエは1992年設立の家族経営のワイナリー。
家族経営としてはチリ最大のワイナリーで、2,500haの畑を保有し、年間98万ケースの生産量を誇っている。
色合いは結構濃い。
カシス、プルーン、ダークチェリーの香り。
果実味は爽やか系で、それほど濃くない。
控えめな酸とタンニンを持ち、バランスが良いので飲みやすい。
コンサルタントは、空飛ぶ醸造家として著名なヒュー・ライマン氏。
ライマン氏は世界12か国でワインの醸造に携わり、彼が関わるワインは高い評価を得ている。
チリの優良なコスパ・ワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。