三週間ほど前のこと、抜けるような青空の朝。
空の写真を撮っても、それが空であることを疑いたくなるほど、青一色。
この時期、鴨はどうしているのだろうと思い、鴨の飛来池に車を飛ばす。
すると、鴨がほとんど居ない。
数十羽の鴨が羽を休めていた池には、わずか数羽が残っているだけ。
多くの鴨が居た時には気が付かなかったが、数羽になると、それぞれがつがいで泳いでいることがわかる。
雌と雄の鴨が、寄り添うようにして泳いでいるのだ。
どのカップルを見ても、雌が先導し、雄があとを付いて泳いでいる。
ショッピングをする彼女のあとを付いて歩く自分を見ているようで、思わず笑みがこぼれる。
この仲の良い鴨の夫婦も、もうすぐ旅立つのだろう。
旅の安全を願うことにしよう。
今夜は好きな造り手のワインを抜栓。
オーストラリアのオックスフォード・ランディング・エステートが造る、シャルドネ、2015年。
この造り手のワインは、私のブログには既に何度か登場している。
このワイナリーを開いたのは、ヤルンバ創業者のひ孫。
ヤルンバは1849年創業の、オーストラリア最古の家族経営の名門ワイナリー。
その4代目が1958年にマレー川沿いの土地に開いたのが、オックスフォード・ランディング・エステート。
オックスフォード・ランディング(オックスフォード号上陸地)の名前は、1800年代後期にマレー川で沈没した蒸気船、オックスフォードシティ号の銘板がこの地で見つかったことから付けられたもの。
洋梨、リンゴ、グレープフルーツの爽やかな香り。
口に含むと、果実味のあとからパイナップル、ハチミツ、そしてブリオッシュのニュアンスが現れる。
円やかな酸も持ち合わせ、果実味とのバランスが素晴らしい。
このシリーズにはヴィオニエもあり、好きだ。
私のセラーにはヴィオニエも1本入っている。
上質のオーストラリアのシャルドネを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。








