神楽坂の『カーサ・ウオキン』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。
今夜のメンバーは、茶目子さん、naonaoさん、そして私。
ピエモンテ州のガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィを飲み干すと、同じくピエモンテ州の赤を抜栓。
マルヴィラが造る、ランゲ・ロッソ、2014年。
マルヴィラは、ロエロ地区に1950年に設立され、今も家族経営を守るワイナリー。
カシス、ブラック・ベリー、ブラック・チェリーなどの、完熟黒果実のニュアンス。
バルベーラらしい酸味を持ち、タンニンとのバランスが良い。
セパージュは、バルベーラ95%、ネッビオーロとボルナダが5%。
蒸しキャベツ。
キャベツのエチュベと言えばちょっと格好が良いのかも。
干しエビの香りが素晴らしい。
パンもたっぷり。
赤ワインも進む。
オリーブオイルはジャコ入り。
こういうところが『魚金』らしくて楽しい。
岩中豚肩ロースのグリル。
ヴォリューム満点だ。
ピンクの焼き色も美味しそう。
最近は、豚肉が本当に美味しいと思うようになった。
naonaoさんはランチが遅かったとのことで、肉料理ではなくドルチェを選択。
ドルチェの盛り合わせ。
2014年だが、結構澱がある。
話が弾み、時間制限の二時間半があっという間に過ぎてしまった。
今夜の『カーサ・ウオキン』も美味しく楽しかった。
最後のワインを飲み干すと、店をあとにする。
次に向かったのは、『椿屋珈琲店』。
銀座七丁目、花椿通りの『花椿珈琲店』の神楽坂店。
店内は広く、シックな佇まい。
大正時代の銀座をイメージしている。
壁には、和風の絵と障子が嵌め込まれている。
天井にも、四季の花々の絵が。
ここは粋な大人のための珈琲店なのだ。
注文したのは、椿屋深煎りブレンド。
サイフォンで丁寧に淹れられた珈琲の香りが素晴らしい。
器は、ロイヤル・コペンハーゲン。
話が尽きず、気が付くと、すっかり長居をしてしまっていた。
毘沙門天の前には、竹あかり。
バレンタインデーからホワイトデーまでの間、ここに置かれている。
竹に彫られた模様は、とても細かく綺麗だ。
友人たちと過ごす神楽坂の夜は楽しく更けて行きました。