今回も、何時ものホテル、『メトロポリタン東京』でまったりワイン。
彼女は忙しい仕事が一段落すると、ホテルでのんびりワインを飲みたくなるのだ。
でも、何時も直前の連絡なので、何時ものホテルを予約するのは至難の業。
今回も何とか部屋を確保し、池袋に向かう。
ブルーのガラス張りの『メトロポリタンプラザ』が、青空に綺麗に輝いている。
その向かい側の『メトロポリタン東京』ではすっかり馴染み客となってしまった。
ホテルの前には小さな植え込み。
おや、そこに何か今までとは違うものが。
近寄ってみると、淡いピンクの花が咲いている。
チェックインを済ませると、急いで彼女と待ち合わせの場所に向かう。
カルディでお買い物をしていると、彼女が現れ、私が持つ買い物かごに更に何品か入れ足す。
西武のデパ地下に場所を移し、最初に向かったのは、最近お気に入りのアジアン・サラダ。
ここのパクチー・サラダは美味い。
新しい料理、ソフトシェルクラブを見付け、即購入。
「あ、これも食べたい」と彼女。
牡蠣の料理を見付けたので、これも購入。
続いて、柿安ダイニング。
ローストビーフは、柿安が一番美味い。
「今夜は鶏の唐揚げも食べたいな」と私。
「それなら、これが美味しそうよ」と、彼女が示したのは、甘味噌仕立ての唐揚げ。
そして、ナトス。
二種類のキッシュを購入。
デザートは、ヴィタメール。
それぞれ好きなケーキを選択。
定番ケーキも美味しいが、春のケーキも華やかで楽しそうだ。
大きな紙袋を抱えてホテルに戻る。
部屋に落ち着くと、シャンパーニュを抜栓。
今日のシャンパーニュは、彼女が大好きなアンドレ・クルエのミレジム、2002年。
クルエ家の先祖がナポレオンの側近で、ナポレオンから下賜された領地でぶどう栽培を始めたことから、この特別なキュヴェのエチケットにはナポレオンの軍隊の制服の色を使っている。
このミュズレは、これで三個目。
これもコレクションに加えておこう。
以前飲んだヴィンテージは2004年だったが、今回はそれより古い2002年。
熟成が進み、色合いは黄金というより飴色。
熟したパイナップルや蜜リンゴ、オレンジやブリオッシュのニュアンス。
ピノ・ノワールの名産地、モンターニュ・ド・ランス地区ブジー村のグラン・クリュ畑のぶどうが使われている。
セパージュは、ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%。
柿安の紙袋は愛嬌があって好きだ。
大きな紙袋をもらい、ケーキ以外の五つのお店で購入した料理を詰めて運んだ。
ポンパドールのドゥリーブル。
アジアン・サラダの、蒸し鶏とパクチーのやみつきサラダ。
このサラダ、前回初めて食べて”やみつき”になってしまった。
カルディの、フレッシュ・イタリー・オリ-ブ。
カルディで初めて購入した、鴨のムース。
エナフは、1907年にブルターニュに設立された、フランスのポーク・パテのNo.1シェアーを誇るパテ・メーカー。
ドゥリーブルに付けて食べるととても美味い。
二個あるので、一個は彼女にプレゼント。
『メトロポリタン東京』で彼女と過ごすまったりな午後は続きます。