今夜は素敵にフレンチ・ディナー、六本木テラス フィリップ・ミル、六本木 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

東京ミッドタウンのシャンパーニュの聖地、『六本木テラス フィリップ・ミル』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

 

IMG_20180213_220816.jpg

前菜は、燻製香る兵庫県産蛍烏賊、プティポア、ピンクグレープフルーツとミントのアクセント。

 

IMG_20180213_220830.jpg

プティポア、グリーンピースのクリームの渦の中に蛍烏賊が囚われてしまった。

エディブルフラワーが色彩にアクセントを加えている。

 

IMG_20180213_220842.jpg

ピンクグレープフルーツとミントのソースが蛍烏賊に合って美味い。

 

IMG_20180213_220937.jpg

白ワインは、グラーヴのシャトー・サン・ロベール、キュヴェ・ポンセ・ドゥヴィル、2012年。

このワインを飲むのは二度目だが、とても美味しかった記憶がある。

 

IMG_20180213_221001.jpg

華やかな柑橘系の香りに樽香、熟成香が混じる。

口に含むと、パイナップルやカリンのニュアンスに、強い熟成感。

香りにはソーヴィニヨン・ブランが前面に出ているが、味わいにはセミヨンの熟成感が出ている。

セパージュはソーヴィニヨン・ブラン60%、セミヨン40%で、樽熟成期間は11ヶ月。

 

IMG_20180213_221020.jpg

ダウンライトに当てて見ると、綺麗なグラスアートが現れた・

これが赤ワインなら火の鳥なのだろうが、白ワインなので天に飛翔する白い鳳凰といったところか。

 

IMG_20180213_221039.jpg

宮城県産天然平目とジャガイモのグリエ、ポアローのエチュベ、ソース・シャンパーニュとキャビア。

 

IMG_20180213_221056.jpg

低温調理された平目は、旨味が詰まってとろりと柔らかい。

キャビアの塩味がアクセントとなっている。

 

IMG_20180213_221107.jpg

ジャガイモのグリエには、柔らかなポアロー葱のエチュベが添えられている。

ソース・シャンパーニュとは、さすが『フィリップ・ミル』。

 

IMG_20180213_221645.jpg

赤ワインはボルドー右岸、シャトー・ロワラン、サンテミリオン、グラン・クリュ、2009年。

今夜は、白はグラーヴ、赤はサンテミリオンとは、ボルドーの王道。

ロワランとは、王家の庭園という意味。

 

IMG_20180213_221710.jpg

不透明な、微かに紫を帯びた深紅。

カシスやプルーンといった黒果実の香り。

樽由来のバニラや、バラのニュアンスも感じる。

ベルベットのような濃厚なタンニン。

とても強いが、それでいてエレガントな仕上がり。

セパージュは、メルロー80%、カベルネ・フラン20%。

 

IMG_20180213_221834.jpg

濃く不透明なため、綺麗な模様が写らない。

ステムの陰に妖しいピンクが現れているのは不思議。

 

IMG_20180214_143149.jpg

『六本木テラス フィリップ・ミル』の特徴の一つは、この広いテラス。

オリーブの樹が植えられ、その横にテーブルが並ぶ。

 

IMG_20180214_143212.jpg

テラスからダイニング・ルームが綺麗に見える。

 

IMG_20180214_143237.jpg

春になったら、ここでシャンパーニュを飲むと楽しそうだ。

 

IMG_20180214_143251.jpg

ミッドタウン・ガーデンの芝生広場には、スケート場が開設されている。

テラスに出ると、流石に寒い。

ダイニング・ルームに戻り、食事を続けることにしよう。

東京ミッドタウンの『六本木テラス フィリップ・ミル』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。