またまた彼女から、ホテルでまったりワインを飲みたいとのリクエスト。
場所は何時もの『メトロポリタン東京』。
ロビーは春の装い。
色とりどりの生花が鮮やかに迎えてくれる。
ホテルにキャリーバックを預けると、急いで待ち合わせの場所に向かう。
ロビー階に綺麗な小物のお店があると思ったら、日比谷花壇。
何度も来ているのに、初めて気が付いた。
それにしても、ここに来るのは何度目だろう。
私としては、上級メンバーシップを持つハイアットやウエスティンに泊まりたいのだが、彼女の指定はここなので仕方がない。
池袋には緑が少ない。
ホテル前の小さな植え込みも憩いの緑だ。
シェラトン都ホテルの緑や、ザ・プリンス・さくらタワーやニューオータニの庭が恋しい。
でも、これだけ来ていると、ここにも愛着が湧いてきた。
サービスのレベルが高いし、得意客になってきたので扱いが良くなってきたのだ。
待ち合わせは、何時ものカルディ。
オリーブ、プロシュート、フロマージュを購入。
続いてポンパドールで、ドゥリーブルやクロワッサンを購入。
続いて西武のデパ地下。
今日は何時もとお店を変えてみる。
アジアン・サラダで、パクチーのサラダを見付けたのだ。
迷わず購入。
併せて、アボカドのサラダも購入。
続いては、ナトス。
前回買ったハンバーグ・デミソースが美味しかったので、再訪。
今回は大根おろしソースのハンバーグを選択。
パテ・ド・カンパーニュも美味しそう。
そして、キッシュも忘れずに購入。
続いて、お気に入りの柿安ダイニング。
初めて見るぶりの料理を選択。
「ねぇ、ローストビーフも買いましょうよ」と彼女。
「えっ、ハンバーグとパテ・ド・カンパーニュを買ったよ」と私。
「今夜は肉をがっつり食べたい気分なの」と微笑む。
デザートは、今回もヴィタメール。
やはりチョコレート系のケーキが美味しそう。
紙袋やビニール袋をいっぱい抱え、『メトロポリタン東京』にチェックイン。
曇り空で、新宿の高層ビル群が霞んで見える。
早速シャンパーニュを抜栓。
A.R.ルノーブル、グラン・クリュ、ブラン・ド・ブラン、ブリュット。
1915年創業の家族経営の小規模メゾン。
現当主は三代目で、A.R.は創業者、アルマン・ラファエルのイニシャル。
コルクの状態も香りも良い。
ミュズレはコレクションに加えることにする。
素晴らしい泡立ち。
青リンゴやグレープフルーツの香り。
口に含むと、引き締まった酸とミネラル。
温度が上がってくると、蜂蜜や炒ったアーモンド、ブリオッシュのニュアンス。
綺麗な熟成感と引き締まったボディのバランスが素晴らしい。
ぶどうはシュイイ村の自社畑のシャルドネ100%で、栽培はビオロジック。
熟成期間は36ヶ月で、リザーヴワインが35%も使用されている。
アジアン・サラダで購入した、蒸し鶏とパクチーのやみつきサラダ。
美味しそうだが、食品に”病み付き”の名前を使うのはどうだろう。
「熱中して止められないこと」の意味も持つが、字のとおり、「病気にかかること」の意味もあるのだ。
これもアジアン・サラダの、海老とアボカドのバジルマヨネーズ。
カルディのイタリア・フレッシュ・オリーブは二人の定番メニュー。
彼女がハモンセラーノを食べたいというので初めてのブランドを購入。
1パックの量が少なそうなので、2パック購入。
ブー・ドゥ・シューが久し振りに入荷。
最近は人気があるようで、すぐに売り切れになってしまうのだ。
アルザス地方のウォッシュタイプのフロマージュ。
もう少し温まってくると、中がどろっととろけてくる。
これが美味いのだ。
フロマージュには、パンも必要。
ポンパドールのドゥリーブル。
ホテルでのんびりワインを飲み、デパ地下で買ってきた好きな料理を食べるのは楽しい。
『メトロポリタン東京』のまったりの夜は続きます。